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【第590回】 採点を終わらせる(2006年7月12日)
- 5:30起床。雨なので朝練なし。けれども,食事とかいろいろ終わったら6:40だったので,長野電鉄で長野駅に出て,往路あさま510号。今日は採点を終わらせないと。
- 記述問題なので,統一基準で部分点をつけるのが大変で,採点が終わったのが20:00を過ぎていた。
- とはいえ,途中で青空MLのアーカイヴをアップデートしたりメールを打ったりもしたんだっけ。
- 矢原さんの日記を引用して/.Jでコメントしたら,それについて矢原さんからコメントをいただいて嬉しい。『明日の学振POの会議でも、議論するタイミングがあれば、もういちど問題提起してみたい。』とあるので期待したい。矢原さんのような方があと10人くらい学振POの中にいたら,事態は変わると思うんだがな。あるいは,冷泉彰彦『「関係の空気」「場の空気」』講談社現代新書,ISBN 4-06-149844-4(Amazon | bk1)の指摘が当たっているのであれば,うまいキャッチフレーズを作れば,日本の社会では「場の空気」を変えられるかもしれないので,そういう手もあるかもしれないが。
- 復路あさま551+553号。冷泉本を読了。菅浩江『プレシャス・ライアー』光文社文庫,ISBN 4-334-74092-8(Amazon | bk1)も読了。ついでに工藤公康『僕の野球塾』講談社,ISBN 4-06-213355-5(Amazon | bk1)も読了(どれも途中まで読んでいたものだが)。工藤選手の本は内容は素晴らしい(投球についての説明が実にクリアだ。ホークスの和田選手のピッチングについては,『和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか』の説明を読んだ後だと,ちょっと外れてるなあと思わないでもないが)。冷泉本が指摘するコードスイッチがうまく働いている語り口は,本書の主な読者層を少年野球をやっている親子と想定しているからだろう。『プレシャス・ライアー』は週刊アスキー連載時に毎週楽しみに読んでいたのだが,その後単行本もでて,さらに今回文庫落ちとなったので,懐かしくて再読してみたわけである。しかし落ちはすっかり忘れていて,自分の記憶の当てにならなさに呆れた。坂村大先生によって文庫版解説がついているのだが,半ばメタ書評的で面白い。単行本の文庫落ちに際しての解説としては,こういうのもアリかもしれない。冷泉本は実に示唆的な点が多くて刺激を受けた。折をみて書評を書くつもり。
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