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個別メモ
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【第737回】 高精細作図(2007年2月14日)
- 5:55起床。今日も娘は眠っていて朝練無し。最近少々弛み気味かも。一応,明日はやると言っているが。
- 久々に雨なので長野電鉄で長野駅へ。往路あさま512号。
- 昨日,統計原稿をまとめていて,作図の高精細化で気づいたことをメモしておく。講義資料を作るときは,加工の必要がなければ,Rでwin.metafileにpar(family="sans")で出力し,できあがったemfファイルをIrfanViewで開いて,AdobeのPostscriptプリンタドライバにepsで出力していた。大きさの変更は作図時にもwin.metafile("filename.emf",width=10,height=10)のような形で指定し,プリンタドライバ上でも用紙をカスタムサイズにして100mm x 100mmのように指定しておくと,ちょうどいいサイズのepsを作ることができたが,線が細くなってしまうのが欠点だった。加工する場合は,以前はOpenOffice.orgのDrawにemfで貼り付けて「切り離す」を選択していたが,R-2.4.1とOpenOffice.org2.1の組み合わせだと,切り離した後のフォントサイズが枠優先になってしまい,フォントサイズを一括変更できなくなってしまったので,DrawでなくてImpressを使うか,あるいはMS Powerpointを使うことになる。OpenOffice.orgでは切り離したときに文字列の縦位置がずれる欠点があるが,直接epsをエクスポートできるのは便利だ。
- 講義資料で作った図のうち,細かい加工が不要なものはOOoを通さなくても高精細化できれば便利なので,方法を探ったところ,次の方法で行けることがわかったのでメモしておく。(1) まず,pdf("filename.pdf",width=10,height=10)などとしてpdfデバイスを開き,par(family="Japan1GothicBBB",las=1)などとフォント指定をしてから作図し,dev.off()すると,filename.pdfができる。(2)Ghostscriptのlibディレクトリにあるpdf2ps.batを使って,pdf2ps filename.pdf filename.psとする。(3)同じディレクトリにあるps2epsi.batを使って,ps2epsi filename.ps filename.epsとする。(2)も(3)もバッチファイルなんだから組み合わせて1つのファイルにしてしまうことも可能だと思うが,dk/wの拡張子連動設定でpdfに対するshift+enterでpdf2ps.batが起動するようにしてオプション指定を$C $bC.psとし,psに対するshift+enterでps2epsi.batが起動するようにしてオプション指定を$C $bs.epsとしたので事足りた。
- 前橋は黒い雲が厚く垂れ込めていたので,雨ではないがバスに乗ってしまった。午前中にメールとか教務仕事いくつか。研究室の女性陣から義理チョコをいただいた>ありがとうございます。持ち帰って食べる予定。
- 午後は統計原稿を進めたり,保健学専攻の修論発表会のマラリア関係の話を聞きに行ったり,4年生の投稿論文を進めたり,メールを読み書きしたり。
- 夜になって前橋も雨が降ってきた。バスで前橋駅に出て,復路あさま549号。
- 帰宅すると,「Rによる統計解析の基礎」の第6刷が届いていた。Rの最新版情報とか更新すべきだったかもしれないができなかった。買われた方には申し訳ない。新しい情報はウェブページで補完されたい。なお,今の作業ペースでいけば,「Rによる保健医療データ解析演習」(仮題)の草稿(まあ,とりあえず講義資料をまとめてみた,というレベルの完成度だが)を数日中にアップロードできる予定なので,そちらもご覧いただければありがたい。
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