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【第765回】 オセアニア学会2日目(2007年3月21日)
- 7:00過ぎに起床。温泉に入ってからバイキング形式の朝食をとり,大会2日目。まず一般演題発表が4題あり,次いで大塚さんへの石川榮吉賞授与と受賞記念講演。ギデラのスライドは懐かしかった。ギデラの家系図データの話,来週のアライアンス研究会で話題に上げてみようかと思う。その後はフォーラムということで,フィジーとトンガとソロモン諸島の暴動の話。乱暴といえば乱暴なくくりだが,面白かった。いや,当事者にとっては面白いどころではないのかもしれないが。それとも,当事者にとっても「面白い」のか? 垣根
亮介涼介の『南の島に咲く花は』の描写を思い出したんだが,南の島で暴動に加わる若者たちには,やるせない気持ちや怒りとともに,面白がっているような雰囲気もあるんじゃないかと思われる。逆に言えばそこに希望がもてる。日本のようなガチガチの,暴動さえも起こりえない閉塞状況の方が絶望的だ。
- やや時間が延びたので昼食をとらずに第一便のバスで静岡駅へ。途中,道路の右側に延々とイチゴ園が広がっていて(石垣イチゴと総称されるらしい),ちょうどイチゴ狩りシーズンらしくて賑わっていた。静岡駅に着いたのが13:50頃だったので,弁当と土産物を買って,指定席をとってあった14:11発のひかり412号にちょうどのタイミングであった。
- 東京駅のブックガーデンで,あさのあつこ『ラスト・イニング』を購入。『バッテリー』の後日談が瑞垣を主人公として語られる作品で,尻切れトンボのような終わり方だったバッテリーVIの決着がわかってよかった。もちろん,野球に打ち込む少年たちの鮮烈さは健在であり,なおかつ前作よりも少しだけ成長する彼らの様子の描き方が絶妙だった。上野駅で途中下車してヨドバシカメラの4階に行って前から買おうと思っていた腕時計を購入し,あさま577号で帰途に就いたら,明るいうちに家に着いた。日が長くなったものだ。
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