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個別メモ
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【第960回】 後がない(2007年12月28日)
- 6:10起床。×。往路あさま510号。
- いよいよ原稿締め切りに後がなくなってきた。でも今日は午前中に小児アレルギー関係の会議があって,午後もコンピュータ関係の仕事が入っているので,あまり原稿に集中できない。出だしと構成に悩んでいるわけだから,別の仕事をしている間も原稿を考えていればいいのだが。
- 会議とコンピュータ仕事は予定通り終わった。
- ふと思い出したが,どう考えても必要ない浅川ダムに20億円支出してみたり,県職員の給料を上げたり,と支出を増やしておいて,金が足りないから森林税をとるという長野県のやり口はおかしいと思う。
- 昨日も触れたオセアニア学会関東部会での木村君の発表は,日本DNA多型学会の学会賞を受賞しているのだった。ほぼサンプリングと家系調査とバックグラウンド情報提供の一部でしか役に立っていないのに,共著者として名前を入れてもらえて,ありがたいことだ。
- ソロモン諸島ウェスタン州で共同研究をした田中求さんから「環境社会学研究」に載った論文の別刷りをいただいた。ほぼインサイダーとなった田中さんでなければ書けない,壮絶な論文だと思う。少なくともぼくには書けない(客観性を保つため,そういうレベルには敢えて踏み込まないようにしている)。田中さんの記述はおそらく正しいのだと思う。理系のサイエンティフィックな文脈ではその正しさはたぶん担保されないのだが,きっとそんなことはどうでもいいのだろう。環境リスク学や国土学(あるいは人類生態学)は,こうした記述をきちんと踏まえて評価モデルを立てねばならないのだけれども,論文に付されていた手紙を読むと,あまりにも生々しくて荒々しく,そういった利害と伝統と開発がせめぎ合う現場では,モデルの出力なんか見てもらえそうな気がしない。そこのinterpretingを田中さんみたいな人にお願いする? というのも無責任な気がするしなあ。
- ソロモン行きゴーサイン。けれども飛行機が取れるかどうか。
- 20:30を過ぎたし,原稿を打つのも集中力が続かなくなってきたので帰途につく。復路はたぶん,あさま549号か551号か。
- 雨だったので自転車は大学に置いたまま,バスで前橋に出て,21:43発両毛線から,復路あさま551号にギリギリで乗り継ぐというパタンになった。
- 長野も雨だったので自転車は東口駐輪場に置いたまま。生協で書籍送付用の封筒が買えた5人分だけ,『Rによる保健医療データ解析演習』を先行して謹呈するため準備をしたので,ゆうメールで送ろうと駅前のローソンに入ったのだが,ローソンはゆうメール(旧・冊子小包)を扱っていないとかいう。ポストに投函でもいいらしいのだがローソンはダメなのか? 店員がわかっていないだけなんじゃないかと思ったが,時間もないので中央郵便局まで歩いて,ゆうメール(まだ「冊子小包」と書かれていたが)送付手続きを済ませ,市役所前駅まで歩いたが,最終須坂行きは出た後で脱力した。仕方ないので歩いて帰ろうとしたが,権堂で横殴りの雨にめげてタクシーを拾った。タクシーの運転手の話では今日はタクシーを利用する人がやたらに多いらしい。
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