枕草子 (My Favorite Things)

【第66回】 メールマガジン(1998年9月23日)

昨日,Academic Resource Guideというメールマガジンの編集者の方から,書評掲示板を「WWWがつくる新しい学術書評のかたち」という特集中で紹介したというメールをいただいたので,アクセスが増えるかと思ってログを見てみたのだが,とくに昨日から激増ということはなかった。ぼくの経験からいうと,メールマガジンで紹介されるサイトは,そのメールマガジンが配信されて読んだ時に琴線に引っかかってアクセスしない限り,まずアクセスしないので,おそらく読者の琴線に触れなかったのだろう。少々寂しいものがあった反面,システムがパンクしなくてほっとした。何せ,sv2号はBrezzaである。メモリは128 MB,HDDは2 GBだが,CPUはPentium MMXの166 MHz版である。FreeBSDなのでさくさく動いているが,それでもアクセスが集中したらパンクするのではないかと懸念しているわけである。恐いモノ見たさってのもないわけではないんだが。

ところで,このAcademic Resource Guideは,先日インタビューを受けた森山さんのNetScience Interview Mailと同じく,「まぐまぐ」に登録されている。現在ここに登録されているメールマガジンは全部で4334誌あるらしいので,分野も程度もさまざま,玉石混淆とはいえ,もの凄い数である。どんなサーバを使っているのかと思ったら,Microsoft IISであった。フリーのメールマガジンの配布サイトとしては,IISを使うというセンスがちょっと意外であった(IISってことは,NTってことだよね?)。もっとも,配信には別のサーバを使っているのかもしれないけれど。

上記「まぐまぐ」サイトを見たら,他のメールマガジンを紹介するメールマガジンがあった。他のWEB日記を批評するWEB日記があるのと似ている。やはり数が多すぎるのだろう。どのくらいの数がこうしたメタレベルのガイドを必要とし許容する閾値なのか,ちょっと気になった。社会情報系の研究テーマには既にありそうだけどなぁ。


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