昨夜は終電で帰ったのだが，その車中では，届いたばかりの人口学研究のproofを校正した後，vaio505を開いて投稿論文の最後の詰めを完了し，さらに読了した３冊の本の書評（「全日本じゃんけんトーナメント」，「３ＬＤＫ要塞 山崎家」，「がんを生きる・ミュージシャンの孤独な闘い」）をほぼ書き終えた。集中すればできるものである。もっとも，こういう読み物が，さらっと読めるし書評も書きやすいという側面もある。自分の中にそれと呼応する蓄積が乏しいために引っかかりを感じないということである。その反証として，「環境社会学のすすめ」などなかなか読了しない。
今日は，投稿論文を３部プリントアウトして封筒に詰め，人口学研究の初校済みproofと一緒に郵便局に持って行ったのだが，さすがに国内誌だと郵送料は安い。先日英国にEMSで図を１枚送ったときは1500円かかったことを思うと，これだけたくさん送って1000円しないというのは嬉しい。
昼食をとって研究室に戻るとPhotoshop5.5が届いていたので，インストールしてみた。これはImage Ready 1.0Jからのバージョンアップなので，Photoshopを新規購入するのに比べると４分の１程度の値段であり，かなり得であった。Windows2000βの常からいって新しいソフトをインストールするときに問題が起こらないわけはなく，今回もハードディスクに入っているImage Ready 1.0を見つけてくれないという現象に悩まされたが，Image ReadyのCD-ROMをあてがうことで切り抜けることができ，その後は問題なくインストールが完了した。試しに不忍池の写真を縮小して輪郭のみシャープに処理し，プログレッシブJPEGとして保存してみた（右上写真）が，如何だろうか？ 主観的には，これくらいの処理ではImage Ready 1.0と大差ないのだが。