枕草子 (My Favorite Things)
【第256回】 泊まったのにコンピュータ関係に時間をとられた夜(2000年3月3日;2001年6月4日リンク先変更)
- 昨夜は研究室泊であった。今日は雛祭りなので,娘が起きている時間に帰りたいものだと思う。偶然にも金曜日なので,19:58の臨時列車が狙い目だ。
- Windows2000 Professionalは正式版を買ったので,昨夜うとうとしかけたときにアップグレードしたのだが,基本的にRC2を起動しておいてCDをトレイに載せるだけで放っておけば良かった。しかし,正式版になっても,RC2で駄目だったもの(GAZXTV8/PCIによるチューナ機能とビデオキャプチャ機能とEZ Link USB)は駄目なままだった。スキャナも相変わらず「その他のデバイス」としてしか認識されない。I.O.DATAもAnchorChipsもCanonもそのうち対応すると表明しているから,気長に待つしかあるまい。
- 昨日はぬか喜びがあった。注文していたTru64 UNIX 5.0(Alphaマシン用)が届いたというので箱を開けてみたら,入っていたのはバージョン4.0Fだった。5.0と交換してくれるのは当然だが,納期は「3月末までには」ということだった。β版なら貸せるとかわけのわからんことを言っていたが,日本語版はまだβだということか?
- 昨日OKIの新しいネットワークプリンタ(両面印刷できるやつ)が届いたので,眠気覚ましにセットアップをした。各クライアントマシンにドライバを入れるわけだが,さすがに独自プロトコル(EtherTalk)を使うだけあって,Macが一番楽だった。Windows2000やNT4はlpr(unixでも標準的に使われる)をサポートしているので,プリンタドライバをインストールしてから,新しいポートとしてIPアドレスを指定してやるだけでよかった。Windows98とか95とかいうやつはlprをサポートしていないので,2種類のドライバを入れてやる必要があり,かつプリンタドライバを入れてから再起動した後でないとプリンタポートにIPアドレスを入れてやることができず,一番面倒であった。しかも,lprのドライバときたら,スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」からCD-ROMのOKILPRとかいうディレクトリ内のSetup.exeを起動してやらねばならんのだ。ユーザの使いやすさを何も考えていないということなのだろう。
- TMPGEncを使ってVideoCD用のmpegにしてしまった(もちろんWinCDRでCD-RWに焼いたらDVD PlayerでVideoCDとして楽しめた)寺井尚子さんのライブからWAVを取り出して音楽CDとしても焼こうと思い,WEBで変換ツールを探してみた。HIDERさんのMPG2AVIを使ってAVIファイルに直してから,AVI2WAV(0.7以降では直接WAVを出せるらしいが0.6aを使ったのでAVIを経由した)を使ってWAVを切り出した。後は音楽CDとしてCD-Rに焼きこむだけである。
- 12:00過ぎに某所より電話があり,終わったと思っていた昨日の公文書の書き直し注文が多々ついた。困ったものである。
- 上述TMPGEncの新バージョン(β10m4以降)のおかげで,「肥満の科学」の一部で2 GBを超えてしまったAVIファイルをmpegエンコードでき,普通に扱えるようになった。再生してみたら,日本人の3人に1人が変異型のβ3アドレナリンレセプターをもっていることを肥満外来を訪れた患者の研究から吉田医師が明らかにした,と説明されていたのが気になった。患者研究でどうやって日本人一般を母集団とできるというのだろう?
- 帰る間際まで急用が続き,論文など進まぬままに臨時列車もその次も逃して,21:30発あさま535号である。大宮から熊谷まで凄い混雑。
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