枕草子 (My Favorite Things)
【第298回】 徒労?(2000年5月13日)
- 往路は7:02発あさま550号で,午前中はネットワーク配線図を書くためのIP調べと余分なHUBの撤去など。昼飯を福のれんで食べてから自転車を秋葉原へ進める。PC-CD60FまたはPC-CD160Fを探して数店舗をはしごし,やっとソフマップ5号店2階で見つけたPC-CD60Fは,「伝説の」とかいう形容詞で飾られ,9800円という信じられない値段。OAリサイクル1号店ではV12本体(もちろんCD-ROMドライブ付き)が1万円弱,XpのCD-ROMドライブ付きにいたっては5000円弱で売られていたことを考えると,どうしてもPC-CD60Fに9800円払おうという気になれず,そのまま帰ってきた。Ap2インストールはフロッピーとMOを駆使してやることに。
- 考えてみると,結局秋葉原では何も買わず,歩き回って労力を空費したのみだった。これを徒労と言わずしてなんと言おう? もっとも,短期的判断では徒労とはいえ,長い目でみればまた違う評価になることはありうる。すべての経験に,無駄なんてことはないのだ。
少なくとも日記のネタにはなったし。
戻ってからは配線図を完成させるべく,Designerと格闘。
- 完成したネットワーク配線図をみたら,sv2号をつないでいる16ポートHUBを100/10baseのスイッチングに取り替えたくなったので交換。手元のマシンとsv2号のftpでのファイル転送速度が4倍くらいになった。再び配線図を書き換えたところで時計をみたら,終電の時刻に近かったので,慌てて上野へ向かう。
- 終電あさま537号にのって暫くすると,高崎と安中榛名の間で大雨なので大宮で停止するというアナウンスが流れてきた。久々に食う足止めだが,平林・黒谷「星と生き物たちの宇宙」(集英社新書)を読んでいたら,運転が再開されるまであっという間だった。45分遅れだという。池内了さんといい,天文関係には読書家が多いように感じるのだが,バイアスがかかっているだろうか?
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