枕草子 (My Favorite Things)
【第423回】 慌てると碌なことがない(2000年11月6日)
- 往路は8:05発あさま504号。
- 気がついてみたら今日の午前中に科研費の申請締め切りだったので,慌てて書類を完成させて持っていったら,実は今日が本提出だそうで,7部必要だということだった。結局,必要部数を揃えて,午後提出ということになった。
- 提出後は,今日もコンピュータ関係のセッティング相談が主な仕事。ミーティング後まで継続。
- ミーティングのネタは,ユカタン半島のマヤの人々の伝統医療において,薬用植物とそうでない植物のそれぞれについての「hot」「cold」の認識がどうなっているのか,また,その病気が「hot」か「cold」かということとどういう関係にあるのか,という論文が1番目。対象者が12人しかいないのだが,伝統医療施術者全員ということらしい。2番目はサハラ以南のアフリカでの大規模血圧調査として,都市部と農村部で男女各々1000人レベルの血圧,24時間尿,生体計測,ストレスを調べたもの。データ自体は偉いと思うのだが,どうして個人レベルのデータがあるのに地域相関研究にしているのかが謎だった。これが目玉だ,というポイントがなくてもHuman Biologyに載ってしまうこともあるのだなあ。
- 今日は新幹線での思いつきを書こうと思って表題だけつけて慌ててアップロードしてしまったのだが,忙しくて肝心の中身を書く暇がないまま終電の時刻になろうとしている。
- やはり慌てると碌なことがない。
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