枕草子 (My Favorite Things)
【第474回】 こんなに講義準備に時間をかけていていいのか?(2001年1月22日)
- まだ講義準備が終わっていないので,往路あさま号の車中でも講義準備をするつもり(ここまで21日の帰りの新幹線内で打った)。
- 6:40に起きたのだが,食後に米を研いだり食器を洗ったりしたら7:45になっていて,慌てて自転車に乗って長野駅に向かったが,途中つるつるに凍った路面のせいで見事にこけてしまい,右膝をしたたか地面に打ち付けて痺れた上,途中から雪も降ってきて,8:05発を諦めざるを得なかった。現在,8:37発あさま506号に乗っているところ。
- 車内でもvaio505RXを酷使してPowerPointのファイルを編集したが,研究室に着いてからの方が,やはりずっと効率が良い。14:02にCD-Rを焼いて,講義準備が完了した。こんなに時間をかけているのは,今年から液晶プロジェクタが使えるようになったため,資料を作り直しているからだが,資料ばかりきれいでも意味がないのが,講義というものだ。ある程度は慣れだと思うのだが。
- 時間が経つに連れて,ズボンの膝に穴が空いた右膝の痛みはなくなったのだが,こけたときに捻った左の股関節の方がずきずきと痛み出し,歩くのが苦痛になってきた。こんなことで1時間半歩きながら講義ができるだろうかと不安だったが,何とかなった。先週よりも反応は良かったような気がするので,時間をかけた甲斐はあった。
- 研究室に戻ったら,既にミーティングは終わっていた。ハンドアウトを見たら2人ともビタミンAの話だったようだ。それにしても,早く人口学の時間を昼間にして,2コマにして欲しいものである。
- 21:39,これから終電で帰ろうと思っているが,やっと左股関節の痛みが薄らいできてよかった。結局研究室を出るのが21:55を過ぎたので,この股関節では上野まで走るのは無理だと判断し,本郷三丁目から大江戸線で上野御徒町に出て,上野御徒町のA7出口から上野駅まで走って終電に滑り込みだった。混んでいたが2号車に座れたので,読みかけだった黒岩常祥「ミトコンドリアはどこからきたか 生命40億年を遡る」(NHKブックス)を読了し,感動している。これもやはり,独断と偏見で選ぶベストサイエンスブックに推薦しよう(一般向けではないが)。
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