枕草子 (My Favorite Things)
【第558回】 曇り(2001年6月13日)
- 往路あさま2号。珍しく空席が残っている。Marvelousを聞きながら講義準備。
- あまり進まないままに上野に着いてしまった。久々に本屋の中を通った後,気が付いてみると,三好万季「四人はなぜ死んだのか」(文春文庫),佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」(文春文庫),結城五郎「心室細動」(文春文庫),コリン・コバヤシ「ゲランドの塩物語−未来の生態系のために−」(岩波新書),柏木惠子「子どもという価値 少子化時代の女性の心理」(中公新書),川本敏(編)「論争・少子化日本」(中公新書ラクレ)を買ってしまっていた。中公新書ラクレは,さまざまな月刊誌などに載った同テーマのテキストを通観できるのがありがたい(網羅しているかどうかは知らないが)。
- 相関係数の二乗が0.999というのは,ただごとではない。早く論文を書きたいぞ。
- 目安箱から,コウホート生命表と期間生命表の類似点と相違点について教えてほしいという質問が来たが,どの程度答えていいかわからないので,ここでちょっと書いておく。類似点はどちらも生命表だということ。相違点は時間軸の取り方。これだけでは不親切すぎるだろうか? でも,本気で答えを聞きたいのなら,どういう目的でどの程度の答えが欲しいのか書いてもらわないと。
- もっとも,講義準備などで忙しいので丁寧に答えている暇がない,というのも,一面の真実ではある。
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