枕草子 (My Favorite Things)
【第711回】 2日連続の講義(2001年11月16日)
- 往路あさま502号。昨日書いた通り,今日も1限に講義がある。考えてみたら,2日連続で講義をするのは初めてなのだな。既に疲れているのだが,何とか気合いを入れなおして頑張ろう。
- 明後日に後輩の結婚式があるので,今日は郵便局に行ってピン札を入手しなくてはならないし,結婚祝の袋も買わなくてはいけない。昼飯を食べにでるついでに忘れないようにしないと。
- 講義前に20分ほど時間があったのでメールをチェックしたら,Nature日本語目次サービスが届いていて,大規模なcase control studyの結果,HbCのマラリア耐性が支持されたという論文が発表されていたので,Natureのサイトにアクセスしてプリントし,講義で引用した。実にタイミングが良かった。
- 講義室に行ったら,9:00の時点では1人しか学生がいなくて拍子抜けした。9:15まで待っても2人しかいなかったので諦めて講義を始めたが,2人を相手の講義はもの悲しい。その後ぽつぽつと増えて,10:30の講義終了時で10人弱だった。マラリアの話は自家薬篭中のものなので,聞いている方もそれなりに面白いのではないかと思うので,勿体無いことだと思う。20人以上選択している筈なのになぁ。
- 研究室に戻ってきて森山和道さんの日記を見たら,以前から気になっていた小泉内閣メールマガジンの発行費用の情報へのリンクがあった。ソースは毎日新聞のバックナンバーなのだが,内閣府からの情報として,システム構築約9300万円,運用費用が8300万円(10か月分)で,ともにサービス契約費用だそうである。これは,いくらなんでも高すぎるのではないか。もっと細かい内訳が知りたいが,自前でやった場合の10倍は取られていると思う。まあ,民間に金を投げることは景気に貢献するから,政府的にはいいのかもしれないが,税金の無駄遣いだと考えるとあまりいい気はしない。財政再建という目標と矛盾するのは明らかであろう。
- 我ながらボケていたと思うのだが,ピン札が手に入るのは銀行だった。郵便局では駄目だったのだ。食事に出たのが15:00を過ぎていたので銀行の窓口も使えなくなってしまったのだが,藁をも縋る思いで銀行のATMで引き出してみたら,うまいことにピン札であった。ラッキーであった。
- 先日公開されたOpera for Windows 6.0βを使ってみたが,日本語も表示されるし,Javaも動くし,すべてが超高速だし,デフォルトでタブブラウザだし,これはある意味,完成されているなあ。時折URLの解釈を間違うのが玉に瑕だが(チルダのところに%7Eと打ってあげれば直るようだが,FORMからのボタンの場合はそうできないのが致命的),それさえなければMozillaより現状では優れているような気がする。
- ミーティング準備にも一段落ついたので,終電1本前で帰宅。
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