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個別メモ
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【第65回】 最悪のシナリオ(2004年6月24日)
- 5:50起床で7:30出発。往路あさま504号。今週はずっと504号だが,やはり効率からいうとこの1本前の550号に乗れたほうがいい。今日は,アセモができているらしい子供たちが夜中に身体を掻き毟っていたために夜中に起こされてしまったので,とても眠い。季節的なものだから仕方ないかとも思うが,もう少し自分で汗をかいて帰ってきたらすぐにシャワーを浴びるとか工夫してほしいとも思う。まだ無理かなあ。
- 最悪のシナリオを成立させる条件をふと思いついたので書いておく。短くいうと,戦略的には間違っていても,戦術がうまいために問題を先送りしていって,最終的に袋小路に入り込んでしまって自爆というのが最悪と思う。戦術も下手でチーム編成を変えることになれば,戦略も変わる可能性があるから,まだいい。ちなみにこれは,戦争のことでもスポーツのことでもゲームのことでもない(けれどそれらにも通用するだろう)。いや,パワーゲームともいうからゲームの一種か。傷が浅いうちに,御破算で願いましては,といってほしいのだが。うまく行っているように見えるときに戦略的誤りを指摘するのは,個人としては泥をかぶることになるし不利なのだが,それを覚悟で声を出すことが集団全体のために必要なときもあるだろう。コンコルドの過ちを認められない人間の弱さが悲しい。この弱さは橋本治『上司は思いつきでものを言う』(集英社新書)でも触れられているけれど,橋本の偉いところは,これを人間の弱さといって嘆く方向に逃げずに,システムの問題として乗り越えられると看破したことだと思う(この段落,自分以外には若干意味不明かも)。
- にしうら@いんぺりさんのドイツ訪問の様子を読ませて頂いていると,あれほど研究に集中できたらいいなあ,と羨ましく思う。彼自身だけではなく,相手側も含めて。いや,他人事でなく,ぼくも頑張らねば。
- 来週のセミナーでR Commanderの使い方を解説しなくてはいけないので,改めてX22上に日本語化メニュー操作環境を構築。R-1.9.1は日本語対応版がまだ(今週末に作業されるらしい)なので,R-1.8.1でやろうとしたところ,R Commander最新版の0.9-8(0.9-9もJohn FoxのサイトにはあるがCRANでは0.9-8が最新だし,中間さんが公開されている日本語化メニューも0.9-8と0.9-6である)は,R-1.8.1では動作しないのだった。以前ダウンロードしておいた0.9-4だとgridライブラリがないとかいうエラーメッセージを吐いてくるけれども何とか動作したので,0.9-4のメニューを日本語化するため,中間さんのサイトにあったmenuconv.shから検索置換と若干の手作業編集でmenuconv.plを作成し,Active Perlで実行して日本語メニューファイルを作り,C:/Program Files/R/rw1081/library/Rcmdr/etc/Rcmdr-menus.txtを置き換えた。ここで注意しなければならないのは,R-1.8.1オリジナル版だったら,このメニューファイルの文字コードはUTF-8にしなくてはいけないのだが,中間さんによる日本語対応版だったらShift-JISだということである。ともあれ,何とか無事に1.8.1でのRcmdr-0.9-4日本語メニュー環境を作ることができた(そのメニューファイル|Active Perl用変換スクリプト)。今週末までしかたぶん使わないので,無駄という気もしなくはないが。
- セミナー終了後,あさま531号で帰途に着いた。アセモ対策で酒風呂はどうだろうかと思い,帰り道にマツヤというスーパーに寄って安い焼酎を買った。日本酒でやるのが普通だったと思うが,たぶん有効成分はエタノールだろうから焼酎の方が割安だ。さすがに合成酒というのは避けたが,あれでもいいのかもしれない。仮に酒風呂が企画倒れに終わったとしても焼酎ならばいろいろと使い道があるので無駄にならないという読みもある。
- 帰ってみたら部屋にドリアンが鎮座していた。理由は知らないが妻が買ってきたらしい。もしかすると講義か実習で使うのかもしれない。
- JECONETに流れたメールで知ったが,個体群生態学会の学会誌(英文誌)の全文pdfファイルが1998年まで無償公開されている。すばらしい。
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