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【第377回】 東京出張トンボ帰り(2005年9月21日)
- 5:30起床。昨夜寝る前にやったPTAのデータ入力を続け,何とか6年生の分まで終わった。後は学年不明分を残すのみなので,とりあえず今夜の委員会には間に合いそうだ。その前にJOICFPでベトナム支援プロジェクトの最終報告会に近いものが行われるので,市ヶ谷に出張しなくてはならない。東京へのトンボ帰りはきついが仕方がない。
- 往路あさま504号で学年不明分の入力を完了し,Rの集計作図スクリプトを書いた。ほとんど単純集計だけだが,まあ,とりあえずはこんなところか。
- 書き忘れていたが,昨夜オーストラリアからの郵便物が届いていた。遅い航空便だから2週間から4週間かかるという話だったのだが,9日発送から考えると2週間もかかっていない。正しい選択だったといえよう。それにしても,この,Lasaqa IQ (1972) Melanesian's Choice: Tadhimboko participation in the Solomon Islands cash economy. New Guinea Research Unit, Australian National University(ISBNは,0-85818-010-3と書かれているのだけれども,それではamazonなどでは検索不可能である)は凄い本だ。今冬の調査地が現金経済にはまっていった過去の歴史がばっちり書かれている。今回の調査テーマは,かなり現金経済が浸透したあと,ethnic tensionによって首都との交通が途絶えてしまったことで,住民がどういう影響を受けたのか(健康,生活面で)ということなので,直接関係はないのだけれども,かつての様子が書かれている資料を得られたのは大きい。じっくり読むのは明日以降になりそうだが。
- 研究室に着いてすぐに,昨夜の傍聴記録をボックスに入れに行った。続けて地域保健実習の相談に対応した。朝から忙しい。
- 12:30に研究室を出て,Maxとき318号で東京へ。山手線で秋葉原に出て,ヨドバシの威容を横目で眺めつつ総武線で市ヶ谷へ。開始まで20分ほど時間があったので駅前の本屋に入って5冊購入(『女子大生会計士の事件簿Dx.3』『家づくり必勝法』『和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか』『遺伝子で探る人類史』『サバがトロより高くなる日:危機に立つ世界の漁業資源』)。ベトナム支援プロジェクトの最終報告会は,なかなか感慨深いものがあった。本当は慰労会にも参加して長期専門家の方々にビールでも注がねばならないところだが,報告会のみで失礼して東京駅へ。しかし,タッチの差であさま525号には間に合わず,527号で長野へ向かった。車中,『女子大生会計士の事件簿Dx.3』は読了。よくできた教養小説だと思う。萌え要素がなかったとしても,読んで損はない。マンガ版も出たらしい。結局,PTAの教育問題委員会には40分遅刻して出席した。データ入力が終わってない学校がいくつもあった。あんなに慌ててやらなくても良かったな。21:00頃終了し,自転車で帰途に着いた。21:30頃帰宅。眠る前に『家づくり必勝法』読了。なんというか,家を建てるというのもシビアなビジネスだなあと思わせられる。この本で指摘されている,ハウスメーカーや工務店や不動産業者は売り手だから物件の悪い点は言ってくれない,といった辺りは事実なのだろうけれども,コンサルは売り手でも買い手でもないから本当に中立かというと,必ずしもそうではないような気がする。話を難しくした方がコンサルの出番は増えるわけだから。それを加味して読まねばならないだろう。技術よりも商売の話が多かった本で,ちょっとあてが外れたかも。もちろん,実際に家を建てるなら,その両方が大事なわけだが。
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