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個別メモ
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【第616回】 地蔵盆(2006年8月23日)
- 5:50起床。朝刊で佐久総合病院の若月俊一先生が亡くなられたことを知った。惜しい方を亡くしたが,96歳では大往生というべきであろう。延命医療を望まなかったというのはさすがだ。ご冥福をお祈りしたい。
- 今日は地蔵盆という地域の催しがあるらしいが,例によって帰ったときには終わった後であろう。どういう催しなのか詳しくは知らないが,妻と娘は参加するらしいので,後で様子を聞いてみようと思う。
- 曇り空から晴れ間がみえる。アブラゼミとミンミンゼミの鳴き声が騒々しい中を自転車で長野駅へ。まだ夏だなあと思う。往路あさま510号。
- 昨夜の雷雨で自転車は大学なので,前橋からバスに乗らねばならない。そのために,高崎駅で両毛線前橋行きを10分待ちなので,くまざわ書店で,南木佳士『信州に上医あり−若月俊一と佐久病院−』岩波新書320,ISBN 4-00-430320-6(Amazon | bk1)を買った。
- 東京大学出版会から本が届いた。何かと思ってみれば,川上憲人/小林廉毅/橋本英樹(編)『社会格差と健康 社会疫学からのアプローチ』東京大学出版会,ISBN 4-13-060406-6(Amazon | bk1)が献本されてきたのだった。一瞬,小林先生からかと思ったが,そうではなくて,かつて分担執筆者として関わった未来開拓研究大塚プロジェクトの出版企画(「島の生活世界と開発」シリーズ)でお世話になった編集者のKさんからご恵贈いただいたのだった。出たばかりなので存在をしらなかったが,献本していただかなくてもきっと買ったであろう本だ。本来なら直接御礼申し上げるべきところだが,付されていた手紙によるとKさんはこのメモをご覧になっているようなので,ここで御礼申し上げる。どうもありがとうございました。
- それにしても,書き溜めてある講義資料をまとめ直すのではなくて,いつかは自分なりの人類生態学のテキストを書き下ろしてみたい(Moran Eの"Human Adaptability: An Introduction to Ecological Anthropology"とかEllen Rの"Environment, Subsistence and System"みたいに)と思っているのだけれども,なかなかそういう暇はないのが残念だ。
- 11:00過ぎに青学の学生さんが来て,人口学会の業績データベースの整備仕事。最初と区分が違っていることに気づいた。区分し直す作業は学生さんには無理だと思うので,とりあえず新しい(粗い)区分のままタグだけつけておいてもらうことにした。けれども良く調べてみたら,実は最初の細かい区分は2年しか続かず,その後はずっと新しい粗い区分になっていて,__ARTICLE__, __NOTES__, __OTHERS__というタグを全部つけていたことがわかった。そういえば数年前にも同じことで悩んだような気がしないでもない。
- 一日中,業績確認と自己評価とかいう作業で,過去5年間の業績の書式を変えながらフォームに入力という作業を続けていたような気がする。まだ,競争的資金の申請件数と獲得件数のところが終わらないが,21:00近いので帰ることにする。復路あさま551+553号。しかし,こういう作業は時間の無駄だと思う。自己評価じゃなくて,外部評価してくれないだろうか。少なくとも書式の変換に手間取るのはバカバカしい。
- 地蔵盆は楽しかったそうだ。子供たちがたくさんのお菓子を分け合ったあと,読経を聞いたというから,仏教絡みの行事なのかもしれない。
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