Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1800回】 意味は観察者の内側にある(2011年2月22日)
- 5:30起床。今日も目覚まし音楽は村治佳織の「Le Ciel」。今日の味噌汁の具は,煮干しと油揚げとタマネギにした。同じ大きさに切った場合,大根よりタマネギの方が若干早く煮える。娘と一緒に朝食を食べてから自転車で出発し,往路あさま506号。もう510号で高崎に着いたときの乗り換えの残念感には我慢がならない。
- 今日は偶々群大に異動してこのメモをつけだしてから1800回と区切りが良く,日付も2月22日と2が3つ並んでいる。ソロモンキタノメンダナホテルで今回最初に泊まった部屋が222号室だったが,預けたカギを出してもらおうとフロントにtwo two twoを出してくれというと,必ずtriple twoと言い直す人がいたことを思い出した。しかし1800回を区切りがいいと思うのも10進法を使っているからだし(いや,まあ1800は60の倍数でもあるから陰陽五行でも区切りはいいが),2月22日とか1月11日とかに意味を見出すのも,その日自体に意味があるわけではなくて観察者側の特性だ。しかし,たくさんの物事にこういう偶然の意味を見出すことができるほど,世界が豊かに感じられる。教養は,少なくともある意味では,そのためにあるのだと思う。そういう意味では,先日読了した,白洲信哉『白洲家としきたり』小学館101ビジュアル新書,ISBN 978-4-09-823012-9(Amazon | bk1 | e-hon)は,ぼくの世界をこれまでにない方向に拡大してくれた良書であった。
- 新幹線の中では,今回のソロモン諸島調査の往路に仁川からブリスベンへ向かう機内で見た『Morning Glory』のノベライズ本である『恋とニュースのつくり方』(昨夜くまざわ書店で衝動買いした)を読了。映画では明示されていなかったディテールが描きこまれていて,かつ違和感がなかった。アメリカンドリームってやつを,アメリカ人はまだ信じているんだなあ,という側面もありつつ,明らかに性善説の人情噺であり浪花節であったりもする。とりあえず笑いながら読めて読後感も悪くない,元気が出る話といえる。
- あさま506号も乗継ぎがいいわけではないが,少なくとも高崎に着いた時に7:50発の伊勢崎行きが出発した暫く後であるために諦めがつく……のが普通なのだが,今日は遅れていて,頑張れば乗れそうだった。しかしまるでラッシュの埼京線のような込み具合だったので,無理には乗らず,元々乗る予定だった8:05の小山行きに乗った。天気が良かったので久々に新前橋で降り,自転車で大学へ向かった。途中,道路工事をしているところが多くて辟易したが,8:45頃には研究室に着いた。今日は,夜に准講会の幹事会があるので,自転車で来るのは必然であった。
- ソロモン諸島出張の立替え払い書類のためのレシート整理をまず片付けようと思ったが,その前にm23サーバのチェック依頼を出そう。MailManをkill -HUPしてもらうとか?
- とよだで万城目学『ザ・万歩計』文春文庫,ISBN 978-4-16-778801-8(Amazon | bk1 | e-hon)を読みながら食事をして戻ってきたら,2年生のW君が美味そうなパスタを作って振る舞い中であった。しかし,とよだで既に満腹になっているので,もう食べられない。残念。
- 用度係から返信があり,もしかするとソロモン諸島でのワークショップの昼食ケータリング代も支出してもらえるかもしれないことがわかった。とりあえず書類を作ってみてからだな。
- ワークショップ出席者リストを除き書類が準備できた。あとは読みにくいアルファベットを判読して入力するだけだ。しかしせっかくメールアドレスも書いてもらってあるので,どうせならメーリングリストを作ってしまいたい気もする。英文でHealth for Solomon Islanderを考えるMLって,いいんじゃないだろうか。
- 疫学勉強会は人数不足で流れた。准講会の幹事会は幹事選挙の開票があったにもかかわらず,比較的早く19:40頃に終わった。今からすぐに帰れば,昨日と同じあさま547号に乗れるかもしれない……と思ったが,やっぱり無理かも。
- 高崎に着いたのが21:00頃だったので,約30分の乗継ぎ待ちで,復路あさま549号。
▼前【1799】(ペースつかめず(2011年2月21日)
) ▲次【1801】(会議とか(2011年2月23日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]