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個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第1827回】 MD-PhDコース合同説明会(2011年3月25日)
- 被災地からの悲鳴が聞こえてくる。昨日書いた「逃げない」姿勢は,もちろん,「安全なところにいるもの」としての自分に必要なことであって,ギリギリの状況になったら,逃げていいと思う。まずは自分と家族の命を守ることを第一に考えることは,たとえ保健・医療関係者であっても,恥じることではないと思う。それでも踏みとどまって活動している方々には,本当に頭が下がる。必要に応じて資源を最適配分するには情報が足りないのが現状だと思うけれども,なるべく最適配分に近づける工夫は必要だろう。そういう意味では,後方支援がなるべく一元化されている方が資源配分計画は立てやすいはずで,阪神淡路大震災の教訓を踏まえて,自分もそうだったが義捐金の振込先を日赤に集中させるのは正しい戦略だと思う。
- 今日は,真昼間に計画停電予定があるが,夕方から基礎系のいくつかの研究室が合同で,MD-PhDコース説明会を実施することになっているので,停電時間中も効率的に仕事をしよう。昼間なら明るいだろうから,Y5をバッテリ駆動して,先延ばしにしてきた2月調査のデータ入力でもするか。
- このメモのtype4の場合の小見出しに,いわゆるPermalinkを設定する方法を思いついたのでやってみた。昨日と一昨日のメモの■が,その項目自体へのPermalinkになっているはず。
- 今日も高崎駅に8:49着なので,9:17発の水上行きが上越線が出るまで30分近く乗継ぎ待ち。とはいえ,新幹線待合室には電源もありeconnectで無線LAN接続もできているので,それほど問題はない。ただ,群大医学部メールサーバの調子が悪く,頻繁に接続不能になるのは困りもの。
- 新前橋駅の駐輪場が以前より混んでいる気がする。とくに一日利用者のところ。電車もバスも本数が減っているし,ガソリンも不足(県庁前のスタンドは毎朝入荷して毎晩品切れになっているようだ)しているから自転車が人気なのだろう。たぶん車の開発にかけてきたパワーを自転車開発に振り向ければ,現状よりパンクしにくくて漕ぎやすい自転車が作れると思う。一昔前に夢想した新型リキシャ構想だって検討する価値がでてきたと思う(当時は本当に夢想だったが)。
- 研究室に着いて暫くした10:00,今日も12:20-16:00に予定されていた第5グループの停電は実施しないことに決まったという館内放送が入った。だからといってやることは変わらないが,昼飯を普通に食べてもいいということだ。
- 午前中は日本オセアニア学会と日本人口学会の仕事で終わった。午後もいろいろやっていたが,基本的にはその2つの学会仕事で終わってしまったような気がする。夕方からのMD-PhDコース説明会は大盛況で40人くらいの学生が来た。部屋が満員なので廊下から眺めていたが,熱心に聴いているようにみえた。このうち半分でも基礎系の大学院に進んでくれたら素晴らしいと思う。しかしそのためにも停電対策は大事で,このままでは実験ができないので,学生の期待にこたえられない恐れがある。基礎研究にとっては致命的な遅れになってしまうかもしれない。関東地方の大学・研究所では,いろいろな分野でいろいろな対策が考えられつつあるので,何とか工夫して解決するしかないと思うが。
- 夕方のニュースによると,この土日も計画停電はしないとTEPCOから発表があったらしい。群大昭和キャンパス内の発表はまだだが,前日に発表されたのでたぶん大丈夫だろう。
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