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個別メモ
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【第2042回】 祝日は家で仕事を(2011年11月23日)
- 気が付いたら炬燵で眠っていた。風呂を沸かし直していて,完了を待っている間に眠りこんでしまったようだ。家事をしつつ,再度風呂を沸かし直した。入浴後に朝食。今日は祝日なので出勤はしないが,まだ仕事が溜まっているので,家で進める予定。その他に,地元の会の配布物とか,LABI1高崎には売られていなかった換気扇カバーを買いに行くといった用もあるが,とりあえず店が開く時刻までは仕事だ。
- やらなくてはならない仕事は,まず,昨夜やっていた論文修正の本文以外の部分。次に統計演習の後始末と来週の準備。次に土曜の発表準備(卒業試験の問題作成という大仕事も残っているのだが,それは資料が足りないしセキュリティ的にも家ではできない)。そしてさらに某書類作成とか。どこまでいけるか?
- 某論文修正が完了したところで11:00になったので買い物に行こう。川端ブログで言及されている『十代の本棚』は面白そうな企画だ。読んでしまったらインスパイアされて自分の十代の読書をここに書きたくなりそうで,そんなことを始めたら際限なく語りたくなりそうで,そんな時間はないよなあ。プロフィールのページに書いたように,小学校6年のときに読んだ『複合汚染』は外せないし,ドイルとルブランの文庫で邦訳がでているものを全部読んだのも中学生の頃だったと思うし,そうこうするうちに都筑道夫に出会って『黄色い部屋はいかに改装されたか』から探偵小説の深みにはまる一方,小松左京,筒井康隆,眉村卓,平井和正,と手当たり次第に文庫化されていた日本のSF作家の小説を読みまくり,そこからSFマガジン経由でハインラインとかラリー・ニーヴンといった海外の作家にも手を出し,そのまた一方では中学の国語の授業で出会った『極限の民族』の影響も少なからずあって紀行文やルポも乱読していたが,金が無かったので新書で出ているものを探して読んでいた記憶もあり……と,ちょっと書き始めただけで止まらなくなりそうだ。『十代の本棚』に寄稿された作家の皆さんも絞るのに苦労されたのではなかろうか。いかん,読みたくなってきた。
- 換気扇カバーの他,『采配』『ラブ・ケミストリー』だけでなく,週刊アスキーのインタビューでも触れられていた,鎌田實(著)安藤俊彦(画)ピーター・バラカン(英訳)『アハメドくんのいのちのリレー』集英社,ISBN 978-4-08-781471-2(Amazon | bk1 | e-hon)を買ってしまった。『十代の本棚』は見当たらなかった。換気扇カバーを取り付け,豚汁を作って子供たちと食べてから,『アハメドくんのいのちのリレー』は『雪とパイナップル』系統の本で,一気に読んでしまった。ピーター・バラカンさんの英文は,和文に比べると抄訳という感じだが,しかし読みやすく美しい英文だと思った。しかし腹黒く裏読みすると,兵士と病院がグルになってドナーを作りだした可能性だってないとはいえないわけだが(本当にその病院の脳死という診断は信頼できたのか?),そこまで人を疑ったらダメか。憎しみの連鎖を断つことも戦いなのだという態度は,漫画ワンピースのしらほし姫を思い出させた。魚人島編はイスラエル=パレスチナ問題のメタファだったのかもしれない。
- 夕方,オセアニア学会仕事メールが届いた。まあ,そろそろ来るだろうという予想はあったが。とりあえず今週は忙しいので来週になるかもという返事を送っておいた。
- 今夜はえびす講煙火大会が行われていて,尺玉が打ち上がる度に壁が震えるような気がする。それくらいの音圧がある。家の前の路地に出ると,南側の突き当りの家と家の間から,ちょうど花火がみえるのだけれども,あまり迫力は無い。テレビ中継の方が余程迫力がある。けれども,音圧はかなり感じる。テレビと3秒くらい音がずれるので,犀川まで1 kmくらい離れていることを実感できて面白い。今年はとても空気が澄んでいて,極寒でもないので,ちょうどいい感じで花火を楽しめるだろうと思うのだが,子供が2人とも受験生なので,さすがにそれを放置して花火見物というわけにはいかない。
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