枕草子 (My Favorite Things)
【第480回】 修論審査会1日目(2001年1月31日)
- 今年は去年のような大論文ではないが,2本査読が当たっていて,今日1本,明日1本コメントしなくてはならない。今日のは楽勝だが,明日のはまだ理解しきれていない。
- 往路あさま504号では1号車に乗って査読を継続中である。修論審査会は卒論審査会と違って,助手は自分が査読した論文についてしか投票権がなく,従ってそのセッション以外は出席しなくてよいので,昼間も査読を続けられるのが救いだ。
- 研究室に着いて,ほぼ徹夜だったらしい卒論生の相談に乗ってからメールを見てPNASの最新号を読もうと思ったら,東京大学の契約が22日でexpireしているとかいうメッセージが出てめげた。隙間無く契約できないのだろうか? Oxford Univ. Pressの契約も全雑誌ではないらしく,IMA Journalシリーズが読めないのがいらだたしい。もう少しオンライン契約の予算を増やすべきだと思う。
- 修論の査読コメントのまとめをしてから16:30からの修論審査会セッションに行ってきた。例年のことだが玉石混交である。まとめておいた割には,コメントをしゃべり切れず,最後は強引にまとめてしまったのがやや残念であった。明日はもう少しうまくやろう。
- 昨日悩んだ業績報告フォームがうまく動かなかったのは,簡単なバグがいくつもあった他に,%mailという連想配列に渡すパラメータ内に半角コンマ(,)が入る可能性があるので,文字列変数をダブルクォートで括らなくてはいけないという問題と,さらにPerlのモジュールそのものにも問題があったようだ。かつて書いた通りのやり方で,CPANとJcodeとMail::Sendmailをインストールし直したら,それぞれバージョンがちょっとずつ上がって,エラーが消えた。早速自分のデータを送信して,当初の目的は達成した。この時点で20:40となったので,21:30の終電1本前で帰るべく準備を始めることにする。明日のコメントはまとめ終わっていないが,今日の復路と明日の往路の新幹線車内3時間強を使えば問題ないと思われる。
- 今日は狙い通り終電1本前に乗れて4号車に座れたのだが,高崎まで週刊アスキーを読んでしまった。楽しめたのは,連載の宮部みゆき小説を除けば,ミズグチ画伯の「カオスだもんね」くらいだったが。高崎からはコメントのまとめを継続。
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