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保健学研究共通特講IV, VIII

Latest update: 21 June 2024 (Fri)

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講義の目標

保健学領域の研究を実施するための能力として,研究デザインと統計解析の基礎知識を教授する。

原則として講義は日本語で行う。留学生は必要に応じて講師に個別相談すること。
(This class is basically given in Japanese. Foreign students should consult with the lecturer, Prof. Nakazawa, in person.)

テキスト(日本語pdf,2024年5月25日 1.1.1版(Rのバージョン更新と二元配置分散分析追加)が最新;このバージョンではepub版html版も作成しました)を適宜参照されたい(コメント歓迎)。自由にお使いいただきたい。

講義計画

本講義は,毎週水曜6限に実施します。基本的にハイフレックス形式で実施します。オンライン受講者へのアクセス情報はBEEF+で提供します。

ただし,6月12日,7月10日は講義がありませんのでご注意ください。また,非常勤講師の先生による実験データの解析についての講義は決まり次第お知らせします。

  1. 保健学研究の基礎(4月10日,資料
  2. 保健学/疫学研究の指標とデザインの基礎知識(4月17日,プレゼン資料, 計算練習計算練習解答例
  3. サンプルサイズにまつわる問題(4月24日, (handout in English)→日本語が読める方はテキストをご覧ください)ICRwebのe-learning講座は参考になる。
  4. 研究のデザイン(5月1日, 資料
  5. データ入力,欠損値処理(多重代入法参考資料リンク--BMJ論文ミシガン大学講義資料BMC Medical Research Methodology論文Annals of Clinical Epidemiology論文、総理府統計局のサイトで公開されている高橋、伊藤(2014)),図示,仮説検定,標準偏差と標準誤差(5月8日, Excel format sample data
  6. 分布の位置の差の検定[第7章](5月15日)
  7. クロス集計表とその分析[第8章];カッパ係数,マクネマーの検定,バプカーの検定[第13章](5月22日(handout in English)Bhapkarの検定のテストコード
  8. 分散分析と多重比較(5月29日,(handout in English)対比の指定について大変参考になる情報If you need information for contrasts, this page is valuable.
  9. 相関分析,回帰分析,重回帰分析,重相関係数の二乗,多重共線性(6月5日, (handout in English)
  10. 重回帰分析における変数選択と尤度比検定、共分散分析,ロジスティック回帰分析、ポアソン回帰分析(6月19日, (handout in English)
  11. 地理情報データ解析と空間疫学(谷村晋先生,6月26日,オンライン)
  12. 反復測定分散分析とフリードマン検定(3群以上の間の対応のあるデータについての位置母数の比較),検査性能の評価:ROC,Bland-Altmanプロットとメタアナリシス入門(7月3日,ROCとBland-Altmanプロット資料2つの定性検査の性能比較についてのRコード(開発中), メタアナリシス資料
    Covid-19のメタアナリシスの例
    メタアナリシスの例:全世界で精子数が減少しているか? という問題:
  13. 生存時間解析(参照英語版handout)(7月17日)
  14. 実験データの解析(天理医療大学/中村先生)

評価

期末レポートにより判定する。BEEF+に課題レポートを提出すること。8月9日締め切りとする。

参考文献・webサイトなど


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