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【第370回】 玄米をとぐ(2005年9月12日)
- 今日から札幌で公衆衛生学会があるはずだが,秋は忙しいだろうと見込んで,今年は演題を出さなかったのは,賢明な判断だったと思う。確かに忙しい。
- 6:00起床。食事をして食器を洗って,夜のために米を研ぐ。大量に虫がついた玄米をとぐのは時間がかかる。とぐ前に子供たちも手伝って虫を取り除いているのだけれども,それでも残っている。まあ,多少虫が残っていたって,どうせ炊くのだから問題ないのだが,妻子が嫌がるので真面目にとぐ。家を出るのが7:36になって慌てたが,何とか往路あさま504号。
- 多数決の原理と市場原理のみによって意思決定がされるなら,都市住民が全人口の8割を占める以上,農村部や過疎地の人々は切り捨てられていく運命にある。だが,市場原理ってのは近視眼的だから,それが長期的に安定な戦略になっている保障はない。それに,切り捨てなくてはいけないほど,この社会は本当は貧しくないはずだ。合理化とか改革とかいう言葉は,耳障りは良いけれども,常に正解であるとは限らない。
- 2/3以上が与党という結果は,選挙制度の欠陥によるのであって,有権者の2/3以上が与党を支持しているわけでは決してない。誰か違憲訴訟を起こしてくれないだろうか。上田哲氏が訴訟を起こしたときのように,最高裁でうやむやにされて葬り去られてしまうかもしれないが。もしそういうことなら,showさんみたいに,最高裁判事の国民審査は,とりあえず全部×という態度の方が正しかったのかもしれない。
- メールを打ったり統計関係の調べごとをするのに時間を取られた一日だった。
- 復路あさま571号+5号。
- 一昨日「女王の教室」がアウフ・ヘーベンだと書いたけれども,家族もちの生身の教師には,まずできないことだ。その意味では現実味はない。コンセプトとしては,宗田理の「ぼくらの悪魔教師」の延長線上にある物語でもある。一昨日の台詞を書き起こしてあるblogがあったのでリンクしておこう(どらま・のーと,小学校長のお仕事)。
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