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【第371回】 残暑(2005年9月13日)
- 5:50起床。すぐに娘が起きてきてキャッチボールをしようというのでつきあう。本当は息子の方が投げ込みをしなくてはいかんのだが,起こしても起きない。25分ほどキャッチボールをして戻っても,まだ眠っていた。その後,朝食を食べてから出発。長野はだいぶ朝晩涼しくなり,自転車を漕ぐのも快適だ。往路あさま504号。
- 高崎駅に着いてホームに立つと,それだけでどっと汗が吹きだしてくるのだが,新前橋を降りて自転車を漕ぐときは,もう暑くて暑くて,汗が滝のように背中を伝う。関東平野はまだまだ残暑が厳しい。
- 今日は午後一番で大学院教務委員会があるので,ちゃんと昼休みの時間に昼食をとらねば。
- 教務委員会の議題は,ぼくの立場からすると,ほとんどすべて消極的賛成になってしまう。時々は,もう少し深くコミットできる問題もあるけれど。
- 今日は妻が出張で子供たちだけで留守番しているため,早く帰らなくてはならんので,復路あさま561号の予定……だったが,527号に間に合った。
- 小選挙区制は政権交代が起こりやすいなんて考える「識者」が散見されるが,甘いと思う。それは,人間の合理性を前提にした,机上の空論である。人間の判断は,時には合理的なこともあるけれども,大抵の場合に行き当たりばったりだ。国民一人一人が十分なメディア・リテラシーを備えていれば別だけれども,現実はそうではない。そもそも,世の中を流れる情報量が多すぎて,個人の情報処理能力を超えている。となれば,ますます場当たり的な判断しかできなくなる(自分も含めて)。それでも民意を代表させた議員を選ぶには,せめて当選者数分の連記式の中選挙区制にした方が安全なシステムである。だからこそ,代表性がないのは違憲だと叫ぶべきではないのか。毎日新聞のこれはいい記事だとは思うが(自分で集計しようかと思っていたが手間が省けた。47.8%対36.4%の差が,219議席対52議席に拡大してしまうのは,どう考えても代表性に欠陥がある),新聞たるもの,「得票率と議席数がかい離する小選挙区制の特徴」なんて冷静に論評している場合じゃなく,この選挙制度は違憲だから無効ではないかという論陣を張ってくれないものか。広告が出ないと新聞も経営が成り立たないから,そういう行動はデスクが許さないのか。
- さっき子供と一緒に眠ったんだが,ふと目が覚めてしまったのでコンピュータを開いてみたら,唖然とした。毎日新聞,さっき褒めたんだけれども,こういう不見識な,というか批判能力を欠いた記事も出してくるのは減点。赤川学「子どもが減って何が悪いか!」で批判されていた阿藤グラフそのものを,「女性の社会進出と出生率の関係を国際比較した調査は初めて」と紹介してしまうのは,お粗末と言わざるを得ない。もう少し頑張っていただきたい。
- 青空メーリングリスト・過去ログ参照及び参加ガイドにGoogleのサイトサーチをつけていたけれども,なかなかロボットが来てくれなくて無意味だったのが,漸く使えるようになった。将来的にはnamazuか何かで自前で検索機能をつけた方がいいんだけれども,当面,Googleを利用させてもらおう。
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