Top
個別メモ
Latest update on 2012年3月5日 (月) at 10:54:46.
【第391回】 久々に晴れ(2005年10月12日)
- 6:00起床。昨夜といで吸水させておいた米の上に,しめじを手で割ってまぶし,塩小さじ2分の1,醤油と酒を大さじ1杯ずつ,と妻がいう通り加えて軽く混ぜ,炊飯器を早炊きに設定してスイッチを入れた。ぼくは帰宅後に食べるしかないのが悲しいが,妻子の朝食となる予定。
- 信濃毎日新聞を見ると,生調研の遺伝生化学分野の業績が取り上げられていた(理研が中心になっている特定領域研究「メンブレントラフィック」の計画研究としてなされたものらしい)。生調研といえば,先日の科研費説明会でも,教員1人当たり1件を超える科研費を得ていて研究のアクティビティが極めて高い施設なのだが,新聞記事によると,granuphilinがinsulin分泌を抑制していることを解明したとのこと。たぶん,まだまだ先は長いけれども,糖尿病治療につながる可能性が高いとなれば確かに重要だし,たくさん引用されることだろう。しかし,例によって新聞記事が不十分なので,「米科学誌」では何に発表されたのかわからない。PubMedでもそれらしいものはまだ引っかからないし。せっかく新聞記事になったのだから,生調研か理研かのどちらかのサイトにニュースリリースが欲しいところだ。もちろん,これから出るんだろうけれども。
- 自分では昨夜の残りの米と焼鮭で朝食を済ませ,自転車で出発。久々に晴れていて気持ちいい。往路あさま504号。
- 昨夜お知らせいただいた質疑は,実際には14:47から約30分,衆議院内閣委員会で行われた。どうしてこう,国会の質疑って,表現が回りくどいんだろう。まあ,過度に単純化してOPPってのもまずいんだけれども,ございます調はやめて欲しいなぁ。ともあれ,参考人として登場した金子清俊プリオン専門調査会委員の答弁は偉かった。同等性を諮問され,同等とは言えない,とはっきり答えたわけだから,「中間とりまとめ」はデタラメと言ったのに等しい。米国レンダリング業界誌でSRM入り肉骨粉とSRM入り牛脂が各々16万トン生産され,それが牛の飼料に使われているという指摘,ミンクや鹿がレンダリングに混入している話も取り上げ,金子委員はそれらを専門調査会で議論する必要性は認めたように思う。金子委員の率直さに比べると,食品安全委員会の寺田委員長は大物っぽい答弁であった。さて,これがマスメディアにどれくらい取り上げられるかだが。
- メールでお知らせが来たのでWindows Update。教室内共用マシンも。WinXP Proでは9件,Homeでは8件のアップデートがあったようだ。明日の連絡とか地域保健実習の対応とかしているうちに,新しいノートパソコンが納品されたりして,これをセットアップするにはやっぱりWindows Updateから始めなくてはいけないわけで(しかも暫く前に発売された機種なので大量にUpdateがあったりするわけで)……等々していたら,あっという間に外は暗くなっていた。研究どころか講義準備も進まん。
- Windows Updateに気の遠くなりそうな時間がかかって,復路は終電あさま533号。山本義郎『レポート・プレゼンに強くなるグラフの表現術』講談社現代新書,ISBN 4-06-149773-1(Amazon | bk1)を読了。内容はわかっていることだけれども,まとめ方が参考になったし,基本が押さえてあるので,参考書として学生に薦められると思う。ただ,医学統計処理の演習で示すにはちょっとターゲットが違うので,もう一工夫必要だろうが。
▼前【390】(三連休後の火曜(2005年10月11日)
) ▲次【392】(輪読会(2005年10月13日)
) ●Top
△Read/Write COMMENTS
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]