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個別メモ
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【第399回】 初勝利(2005年10月24日)
- 土曜は5:00に起きて,北部少年ベースボール大会という少年野球の大会に行った。合併して飯綱町となった牟礼村のきれいな野球場と運動広場が会場だった。1回戦の相手はこれまで2度練習試合をして大敗しているチームだったが,この日は長めにアップをしたのが良かったのか,開会式から第4試合まで待ち長かったにもかかわらず,集中力が切れずにうまく気持ちを高めることができて,念願の初勝利(今年これまで10余の大会に参加したがすべて1回戦負けだったし,練習試合でも1勝しかしたことがなかったのである)をおさめることができた。子供たちもコーチ陣も他の保護者も喜んでいたが,監督としても感無量であった。これまでの子供たちの努力に敬意を表したいし,ご協力くださった保護者各位には(って,ぼく自身も保護者だが)心から感謝したい。世の中では,勝ち負けは問題じゃなくて,全力を出していい試合をすることが大事,なんて良くいうけれども,やはり時々は勝つことがあってこそ,そういうことが言えるのだと思う。
- 勝利の余韻に浸りつつ次の試合までどうやって集中力を保たせようかと考えていたら,第5試合が始まる前に大粒の雨が降ってきて,大会が一時中断となった。暫く激しく降っていたので,あわや,このまま中止かと思われたが,上がった後で主催者がいろいろ手を尽くしてくださり,何とか2回戦もやることができた。1回戦の勢いが残っていたのか,2回戦も優勢に試合を進めた。最終回に同点に追いつかれたが,何とかそこで踏みとどまり,抽選となった。抽選は,両チームの最後に出場していた選手9人ずつが並んで三角くじ(内側に○か×が書いてある)を引き,相手の監督の帽子の中に入れていくという形式だったが,開封するときの,得点は逆になります,という説明をぼくも相手チームの監督も勘違いしていて,一瞬,5対4で相手チームの勝利かと思ったのだが,子供が引いたくじがそのチームの得点となるということだったので,我がチームは2回戦も勝つことができた。帰りに,みんなでラーメンを食べに行き,初勝利を祝った。
- 日曜は5:30に起きた。長野市交流大会という合併旧町村と旧長野市チームとの交流大会に抽選が当たって出場することになっていたので,まずは長野運動公園に向かった。軽くアップしてから陸上競技場で開会式があり(結局合併旧町村のうち2つは当日棄権したので,4チームで優勝を争う大会となった),県営球場に移動して,大会参加チームの中で最強と思われる相手と第1試合で対戦した。互角以上の戦いをしてくれたのだが,致命的なエラーが出て,惜しくも敗れてしまったのは残念だった。本当は終了後にグラウンド整備とかしなくてはいけなかったのだが,北部大会の3回戦に行くため(もし長野市交流大会に勝っていたら北部大会の方は途中棄権することになっていた),慌てて県営球場を後にした。実は前夜の雨のために北部大会2日目は進行が遅れていて,余裕をもって間に合ったので,こんなことなら県営球場のグラウンド整備もきちんとやってくるんだったと悔やんだが,まあそれはそれで仕方ない。2時間くらい予定より遅れて始まった3回戦の相手もそれほど強くなかったのだが,ともかくよく打つチームで,対する我がチームは再三出塁するものの決定力が不足していて負けてしまった。これに勝てばベスト4で入賞だったので勝ちたかったが,選手も疲れていたし,やや元気がなかったのが敗因かもしれない。次の試合のdutyである審判をコーチがやってくれている間に,空いている場所で外野ノックを何本も打った。今年の大会はあと2つしか残っていないのだが,やはり外野強化とバッティング強化をしないと,今後勝つのは苦しかろう。
- 明けて月曜。土日で4試合やった疲れが残っているのだが,6:00起床。往路あさま504号。
- 今日も講義資料ができあがったのが10:50になってしまった。毎度印刷をお願いするのがギリギリになって申し訳ありません>Sさん。
- 昨日付けの三中さんの日録に,川端君の「竜とわれらの時代」(この書評には書き忘れたが,主人公たちの名前にもたぶん深い意味があって,海幸彦と山幸彦という日本の神話を下敷きにしていると思われ,そういう細かい芸も楽しむことができる作品である)の文庫版の書誌情報が載っていて,「恐竜ノベルズですか?」とコメントされていたが,あれは恐竜ノベルズというよりも,恐竜学(あるいは古生物学)ノベルズなので三中さんの感想にはとても興味がある。でも,三中さんは,基本的に小説は読まないと,どこかで書かれていたような気がするので,無理かなあ。
- 午後は演習。3時間喋り続けると疲れる。毎度のことだがマイクの調子は悪いし。それにしても,コンピュータの操作は,簡単に感じる人にはとても簡単で,難しく感じる人にはとても難しいので,1クラス40人くらいの演習だと,どの辺をターゲットにして進めるかが,とても難しい。とりあえず,タイプ能力の差が出にくいように,演習中にタイプする量は少なくても済むようにいろいろ工夫している(講義資料参照)のだが,なかなか難しい。
- 本当は萌芽の書類を進めなくてはいかんのだが,疲れ果てたので,あまり進まないまま19:54に研究室を出て,復路あさま531号。駅の売店に,瀬名秀明『ハル』文春文庫ISBN 4-16-767958-2(Amazon | bk1)があったので衝動買いし,新幹線の中で読みふけってしまった。これには驚いた。解説の山之口洋氏が川端との類似性について触れているが,『ハル』には確かにそれがある。
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