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【第19回】 雑用をこなす金曜日(2012年4月20日)
- 朝2番のバスで出勤。昨日の仕事の残りとか振込とか明日の講義準備とか(教室の使い方を昼休みに聞きに行くことになった)をできるだけ早く終わらせたい。
- 明日の1限の教室は,たぶん受講人数に比して広すぎるのだが,前の方に座って貰えばいいか。機械の使い方は簡単だった。しかしデモンストレーションして見せるにはEZRをインストールしておきたいところだな。後で聞いてみよう。
- 昼飯を買うついでに聞いてみたらインストールはOKだった。明日の朝は,早めに講義室に行ってインストールするか。でも,考えてみたら,インストールするプロセスから見て貰った方が,学生が自分のコンピュータにインストールするための参考になるかも。図書室マシンだとThin Clientらしいので,こういうことはできないようだから,むしろ普通教室で良かった。
- PLoS ONEで今月掲載された論文に興味深いものがあった。DaruとTorres Strait Islandsを結核の高リスクエリア,低リスクエリアと想定し,往来自由なTorres Strait Islandersの結核感染をモデル化したらしい。読まねば。
- 保健学研究科教員一覧はまだ更新されていないが,中澤は国際開発分野教授の後任として採用された。しかし国際保健の文脈で開発を考えるなら,学ぶこととして,確かにMDGsは大切だけれども,MDGsに「尽きる」と言い切ってしまうと語弊があるように思う。かつて「アジア地域の環境保全」プロジェクトで,開発が地域社会に及ぼす影響とその緩和方策を研究するなかで注目した,「在地リスク回避」「コンセンサス形成」「マイナー・サブシステンス」といった概念(これらは住民のQOLを考える上では配慮が不可欠な要素だと思う)が抜け落ちてしまう可能性があるし,Ottawa CharterのPrerequisites for healthでも筆頭に挙げられているpeaceとか最後に挙げられているsocial justice and equityについての考察を深めずに,MDGsを所与の物として学んでしまうだけになってしまわないか懸念されるので,ここに記載されていることは,チャンスがあれば書き換えたいと思っている。ちなみに,GSICSの教員紹介には協力講座の教授として,国際学プログラムのなかに既に掲載されている。このサイトにもリンクを張っているので,このサイトのアクセスログをみると,GSICSページから飛んでくる人が毎日何人か存在している。
- 人口学会要旨を完成させてメール添付で送信し,明日の午後の理事会@築地で配るために名刺を作り,昨日買ってきた名刺ホルダーを使ってこれまでにいただいた名刺を整理していたら21:30を過ぎた。
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