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【第40回】 講義後に夢ナビライブ取材(2012年5月17日)
- 7:28の三宮貿易センター行きバスから阪急に乗り継いで六甲台に出勤。
- 前回,2007年のWorld Health Reportが出たときにWHOが説明に使ったスライドの解説の途中で終わってしまったので,今日はその続き。Natural DisasterもPublic Health EmergencyとしてWHOに連絡するシステムになっているという話が出たので,その関連でNatural Disasterの支援ではHumanitarianな視点とBasic Human Needsの充足が重要ということからSphere Projectを紹介した。Sphere Projectは素晴らしく良くできたプロモーション動画があるので,英語でやっているこの講義では,それを見せてから多少説明を付け加え,受講者にコメントを求めるというやり方を取ることにより,多少楽ができた。スライドの説明が終わったことで,MDGs,"Global Health" concept in Healthy People 2020,IHR 2005,World Health Report 2007とやってきた,国際保健の文脈におけるPublic Healthの概説が一段落したので(実はつい最近発表されたWorld Health Report 2012も紹介すべきだとは思うが,自分がまだ目を通していないので,それは後回しにして),個別の話に入った。まずはUrban Healthということで,資料が都市環境に特有な健康問題と,とくにスラムにおけるhealth inequityについてや,social determinants of healthについて多く触れられている章立てだったので,細かい話をする前に,WHO EuropeからSir Marmotが出したSOCIAL DETERMINANTS OF HEALTHのSOLID FACTSを読んで貰うことにした。SOLID FACTSは良くまとまった文章なので,こちらからざっくり説明してしまうよりも,2項目ずつ分担して次回までに読んで発表して貰う方が良いだろうという狙いだが,さて吉と出るか凶と出るか。何にせよ初年度なのでやってみないとわからないから,ともかく一度はやってみるしかないだろう。受講者からのフィードバックに期待しよう。
- 昼は弁当を買ってきて食べたり,教務委員の先生がいらして頼み事をされたりしているうちに慌ただしく過ぎ,13:00から約2時間,夢ナビライブの取材を受けた。7月19日に名古屋で,高校生を対象にした合同進学ガイダンスの一環として,30分で学問への招待みたいな話をすることになっているのだが,その宣伝材料を作るための事前取材ということであった。かなり多くの大学教員にこういう取材をして回る仕事も大変だろうなあと思ったが,内容についての取材の後,ビデオカメラに向かって2分間語りかける必要があってこちらも緊張した。しかも編集無しでwebに掲載されるということで,1回撮り直しをお願いしてしまった。テイク2でも途中視線が泳いだり滑舌が悪かったり多少無駄な言い換えをしていたりして,直す余地はあるのだけれども,テイク3で改善させる自信がなかったので,それでいいことにした。それにしても疲れ果てた2時間であった。
- 18:30から大学院生の相談に乗ったりしていたら20:00を過ぎたので,名谷には寄らずに直帰することにした。人口学会のための出張申請手続きは明日だな。
- その後もいろいろやっていたせいか,結局三宮からの終バスになってしまった。
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