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【第43回】 人口学会打ち合わせとか(2012年5月21日)
- 日曜は朝から大学へ。昼過ぎから小谷,末吉両氏が来訪し,人口学会のテーマセッションについて打ち合わせ。4時間ほど議論し,何となく形が見えてきたかも。
- 月曜は金環日食の日。天気予報はいい方に外れて晴れ。朝食をとりつつYouTubeのTBS金環日食ライブ中継を見ていたら,7:15時点で既に三日月くらいに欠けている。2番のバスで出勤予定なので,木漏れ日の形を確認してみよう。
- 某学会の締め切り仕事はまだ終わっていないが,講義準備が先だな。
- バス停のところで,たぶんちょうど金環蝕(太陽が月に食べられるというよりは,蝕まれるという感じなので,この字の方がイメージに合っている)だったのだと思う。晴れているのに世界が暗いのが印象的だった。バスの中でも高校生らしき若者たちが日食の話をしていたり,街路樹の木漏れ日の形が金環蝕の形になっているのがわかったが,名谷駅の木漏れ日でも日食途中であることはわかった(名谷駅木漏れ日のmp4動画)。しかし大学に着く頃には,かなり明るくなっていた。世紀の天体ショーが1つ終わった。
- ZazのLive CDが素晴らしい。Sister Act 2におけるローリン・ヒルくらいに素晴らしい。フランス語だからほとんど中身は聴き取れないのだが,演奏の切れ味も凄いし,何よりもZazの声のパワーに圧倒される。
- メールの返事とか某学会から届いた査読invitationへの対応とか(本当は現在抱えている方を捨ててこっちを受けたい気がするのだが,そんなことはできないので拒否するしかないだろうなあ)をしているだけで昼近くなってしまった。早く講義準備を完了しないと。
- 12:25に講義準備が完了し,印刷に入った。昼食を買ってこよう。
- 森山さんの日記によると,都内では雲が天然フィルタになって,金環日食が肉眼でも観察できたそうだ。晴れ渡っていた神戸からすると羨ましいような気もするが,逆に言えば「晴れているのに暗い」体験は都内ではできなかったわけだから,まあ一期一会ということで。
- showさんのブログで,久保さんの本に言及されていた。何度かメモしているように,ぼくも凄く期待している本なので,売れるといいなあと思う。
- 群大の学生W君にもお薦めした本,Selwin S (2008) "Survival analysis for epidemiologic and medical research," Cambridge Uinversity Press. ISBN 978-0-521-71937-7(Amazon | honto | e-hon)が届いた。比較的シンプルではあるが,ちゃんと数式も示されているし,Rでの実行例もついているし,章末練習問題もついているので,まさに生存時間解析の自習書としてはうってつけの構成といえる。お薦めして正解だったと思う。
- 今日の講義はちょっとした失敗をしたために時間が足りなくなってしまった。いや,突然プロジェクタの電源が落ちてしまったのだ。コンセントには異常がなさそうに見えたので,いろいろ本体をいじってみたが反応無し。これはランプが切れたかと思い,教務学生課へ行って代替機を借りてきた。しかしこれも電源が入らない。あれ? まさか? ひょっとして? と延長コードのプラグが壁のコンセントに差し込まれている部分を課長さんがチェックしてくださったところ,それが抜け掛かっていたのだった。コードを引っかけた記憶も無いし,遠目にはコンセントにちゃんと差し込まれているように見えたので,ノーマークだった。10分近い時間を無駄にしてしまった上,大変恥ずかしかった。
- 火曜の講義準備途中で20:10になったので研究室を出て,直通終バスで帰宅。
- さっき一期一会と書いたが,むしろcounterfactualというべきか? counterfactualといえば思い出すのがしまりす君だが,川端君のtweetにしまりす君の続編(URLからするとパーマネントなリンクではなさそうだが)が出るという情報が載っていた。第5章はあれだな,たぶんITTの話だろう。久保さんの本が自然を相手にしたmodel-basedな解析をターゲットにしているのに対して,この章立てからすると「続・しまりす」は臨床試験による差の検出のためのdesign-basedな解析がターゲットと言えよう。佐藤先生のサイトには,続編については「今のところ予定はありませんが」と書かれているままだが,きっとそのうち更新されるだろう。いやあ,楽しみだなあ。
- しかし眠くなってきたなあ。講義準備は中断して,明日早起きして続けるか。
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