個別鵯記

【第68回】 いろいろやってから夜行バスで神戸に戻って講義（2012年6月18日）

• 日曜は庭の草刈りや買い物をしたり，スパゲティ・ナポリタンを作って娘と食べたり，蛍光灯を交換したりといった家事をしていたら昼間が終わった。前夜，数学を教えて欲しいと娘が言っていたが，結局その時間が無くなってしまった（娘の高校では月曜から４日間連続で試験があるそうで，ぼくも家事に忙しかったが，娘も他の科目が終わらなかったようだ）。夜は役員会と夜警を済ませ，夜行バスで大阪に向かった。
• 新大阪に着いたのが7:00前で，神戸からバスに乗っていったん帰宅し，冷蔵庫にしまわねばならない食べものをしまってから出勤。講義資料を印刷してホチキス止めしたりメールの返事を打ったりしている打ちに昼過ぎ。講義は無事に終わって（時間的にはほぼ読み通りだったが，映像資料を使う余裕はなかった），人口学会からメールで届いた仕事をサクッと済ませ，これから明日の講義準備にかかる。
• かなり長い資料になってしまったが，3人分なので，そのまま印刷した。20:00近くに完了した。
• ひよどり台行きの終バスで帰宅し，業務スーパーで食材を買い込んでから晩飯。『偏差値70の野球部』という４冊組みの文庫本を読んでしまったが，ペダンティックな（ただしちょっと無理矢理感があるが）ところは買えるが，野球に関する物理学は無理がありすぎ。ストライクゾーンに高低と奥行きがあることを無視してしまってはダメだろうし，バットに質量分布があることも無視しているし，目が付いていっても大脳経由の身体の動きでは間に合わないから打球を止めることもできないだろう。主人公がフライの時に初速と角度を見積もって三角関数を使って計算して落下点を教えるように言われて悩むところも，計算なんかしなくても，打球音と最初の打球の向きから，だいたいの落下点は言えると思うのにそうしないのは不可解であった。いまいちかなあ。

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