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【第95回】 次の準備(2012年7月15日)
- 大阪から快速で神戸まで行き,バスに乗って帰宅したのは9:00近かった。今日は夢ナビライブの講義準備と,来週月曜に予定している試験の問題を作り始める予定。とりあえず朝食を食べてから洗濯し,昼食を食べてから出勤しよう。
- 名谷駅から大学に行く前にコジマに寄って,小型の冷蔵庫と冷房用具をチェックした。冷蔵庫はこれから夏になるので研究室で冷たい飲み物が欲しいという動機に基づくのだが,どれも帯に短し襷に長しという感じ。冷房用具はもちろん住居用だが,クーラーにするか,扇風機にするか,冷風扇にするか,冷風機能付きの除湿器にするかが悩ましいところ。結局,まだいいかという結論に達し,どれも買うには至らなかった。
- 『夢ナビライブ』は,高校生相手に喋るので,考えてみたら娘にも通じるような話をしなくてはいけないということになる。大筋は決まっているのだが,もう少し掴みをはっきりさせて,例を4つではなく2つくらいに絞るべきだろう。
- 気がついてみたら,某査読の期限が来ていた。やらねば。
- どれも終わらなかったのだが,直通の終バスで帰り,業務スーパーで食材を買い込んだ。晩飯は豚肉野菜煮込み。締め切っていると暑いが,窓を開けると涼しい風が入ってくるので過ごしやすい。
- 食べながら,青柳碧人の浜村渚シリーズの最新刊,3と1/2冊目という書き下ろし長編を読了。ライトミステリとしてはそれなりに面白いし,読者への挑戦状は素晴らしい。ただ,数学への愛はあるのだと思うが,それが数学者にまつわるエピソードとか,数学者の名前を使った架空の小道具への言及といった形にとどまることが多かったのが少々残念だった。数学ガールとかとは違って,数学そのもののAha!を伝える気はあまりないのかなあ。無限降下法も途中を飛ばさないで,ちゃんと式変形を書けばいいのに。中国の遺産分けの話も数学というよりは簡単な算数なので,少しでも数のセンスがあれば一瞬でわかるはずだが,登場人物を悩ませすぎ。そのわりに解答方法の一般化はしないで済ませてしまっていたのが残念だった。
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