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【第185回】 六甲台→名谷→東京(2012年11月15日)
- 6:10にA.S.A.P.のDestinyで起床。この数日続いているが,ユーミンのオリジナルよりずっと軽やかなアレンジなので起床音楽に向いている。野沢菜昆布納豆とご飯とブルーベリーヨーグルトにコーヒーという超手抜き朝食。それにしても寒い。押し入れから出してきたデロンギのオイルヒーターをつけているのだが,部屋が広いためかほとんど効果がない。日曜にガスファンヒーターが届く予定だから,それまでの辛抱だが。
- 今日の予定としては,六甲台のGSICSで3コマの講義をした後,来年度以降の講義についての相談をして,名谷キャンパスに移動して仕事をしてから,三ノ宮を深夜に出るサンライズ瀬戸で東京に向かう。
- 三中さんの情報収集力は凄いと思う。学生実習の情報告知用に作ったTwitterアカウントから三中さんのtweetをフォローしたら,つぶやかれる情報の質と量の多さに驚く。それでいてdagboekの記載もさほど減らないのは超人的だ。その三中さんの今朝のretweetで知った,山梨大講義4年後ほぼすべて英語化という読売新聞山梨版の記事が誤報であったことを報じる,日本報道検証機構というサイトは,いい試みだと思う。まあねえ,最初の報道を見たときも,本当だとしたら無茶だとは思ったんだ。
- 8:45頃GSICSに到着。今日は既に院生も1人来ていた。8:55頃揃ったので疫学開始。付加情報を説明してしまうので,今日も最後は駆け足になってしまった。保健医療論もほぼ定時に開始,定時に終了した。昼食をとってから打ち合わせまでの待ち時間にこれを打っている。
- 打ち合わせ結果は,ある意味予想通りだった。カリキュラムを変えるのもなかなか難しいものだ。
- 名谷へ来て,出張手続きの修正とか(神戸大の保健学科がすべての学会役員を兼業扱いしているせいで異常に面倒になっている。編集委員会とか理事会で出張する時は時間外に休んでいかねばならないが,研究大会への参加は研究費を使って行くなら出張で,自費で行くなら研修で,研究会参加のための派遣依頼が来て行く場合は全額他機関負担の出張という複雑怪奇な扱いになっている。学会の役員など無給のボランティアだし,誰かがやらなくては学会活動は回らないのだから決して兼業ではなく研究活動の一環なのに,わざわざ別扱いする理由がわからない),講義の後始末とか,その他いろいろ。移動中と夕食中の時間を使って,高橋秀実(注:高は本当は「はしごだか」だがEUC-JPでは扱えないので許されたい)『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』新潮社,ISBN 978-4-10-473804-5(Amazon | honto | e-hon)を読了。開成の卒業生としては自分にも覚えのあるタイプの生徒の受け答えの描写があまりにも的確なので,何度も吹き出してしまった(その部分を楽しむためだけでも,開成の卒業生は必読)。彼らの勉強の仕方は,進学校だったらどの高校生でも参考になるかもしれないので,娘に読ませてみようとも思った。まあ,野球については,少年野球チームでキャプテンだった自分の方が上手かったと思うかもしれないが(もっともあの年のチームが強かったのは,強力なバッテリーと,飛び抜けた野球センスのある下級生が何人かいて,熱心な指導者がいて,目標をもって猛練習していたからだと思うが)。しかしそのチームも息子が6年生の頃はエラーの山で負けてばかりで,当時ぼくはその少年野球チームの監督をしていたのだが,本書の描写を読むにつけいろいろなシーンがフラッシュバックした。そういう意味で,開成高校青木監督の最初の指導方針は,あまり強くない育成会の少年野球チームの指導方針としても適切かもしれない(もっとも,相手が小学生だから言葉はもっと選ばなくてはいけないが)。状況的にそれしかできないということなのだが,そこを逆手にとってポジティブに指導するという発想は素晴らしいと思った。あまり強くなくて土日しか活動できない少年野球チームの指導者にもお薦めな本かもしれない。
- Windows Liveムービーメーカーというソフトで,LUMIX TZ-7で撮った60fpsの1920x1080動画を29.97fpsで720x480のwmvにエンコードできた。Any Video Converterでやると,60fps動画を上手く扱えないのか,mp4に変換しようとすると音がずれてしまって失敗続きだったのだ(いろいろな設定を試したのだが)。これで漸く,PNGで撮った動画を調査隊でシェアできる。
- 23:20頃研究室を出て地下鉄で三宮に向かった。JR三ノ宮まで2分ほど歩いて,5分ほど待つとサンライズ瀬戸号がやってきた。B寝台に落ち着き,切符の検札も済んだので,後は東京まで眠っていくだけだ。
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