個別鵯記

【第229回】 年賀状を書く正月三日（2013年1月3日）

• やっと腰の痛みから回復してきたので，箱根駅伝を横目で見ながら，Noonの『Natural』を流しつつ年賀状を書いている。
• しかし冬休み中に1本論文を書くつもりだったのに，それが全然進まなかったのは悔やまれる。それにしても，どうしていつも冬休みになると風邪っぽい腰痛に襲われるのだろう。気合いの問題か。
• 名著『データ解析のための統計モデリング入門』が岩波書店の2012年理系売り上げベスト10に入った北大・久保拓弥さんのぎょーむ日誌が，このところ育児日誌にもなっていて，我が子らが乳幼児であった15年以上前のことが懐かしく思い出されて心が和む。たしかに，乳児にはおっぱい関係の冗談は通用しないし，川端裕人君がどこかで書いていたが（『ふにゅう』の後書きだったか？），ああいう乳児に対しての究極の武器をもつ母性に対しては，「おっぱい，ずるい」という感覚をもっていたなあ。まあそれは，離乳までの（後になってみれば）わずかな時間だが。
• 届いた年賀状を見ていると，ぼくと同世代かやや上であっても，まだ子供が就学前であるとか小学校低学年だとかいう知人が多数いて，これからも育児を楽しめそうで羨ましく思う反面，体力的にはきついだろうなあとも思う。しかし晩婚化・晩産化が進んだ現代にあっては別に珍しいことではないので，社会がそれに合わせて変わっていくのだろう。
• 岩波理系売り上げベスト10には，京大・佐藤俊哉先生の名著しまりす検定編も入っていて喜ばしい。それだけ世の中の統計学への関心は高いということか。
• 年賀状を書き終わらないうちに21:20になってしまったので，長野電鉄の駅に向けて出発した。粉雪が降っているが積もるほどではない。バス停前のローソンで年賀状を投函し，お茶を買ってバスの到着を待っていたら，ほぼ定時に来たので，いま乗ったところである。これから夜行の大阪行きで京都まで乗っていく予定。たぶん渋滞していそうな予感。
• 姥捨インターで消灯前のトイレ休憩なのだが，WiMAXが圏外らしくつながらないのに驚いた。うーむ。最近少し考えているのが，Willcom03の老朽化が激しく，外見的には異常なく見えているのにPHSが着信しなくなることが時々あることから，WiMAXも止めてPORTUSに統合すれば，PHSの番号とメールアドレスはそのままPHSとして使い続けることができ，かつ高速なインターネット接続もできて，かつ，Willcom03＋WiMAXより安くなるんじゃないかということ。難点は，WiMAXのようにデータ転送量を気にせず使うことはできないんじゃないかということと，ソフトバンクのカバーエリアがWiMAXより確実に広いのかどうかわからないこと。どのみちWiMAXが2年縛りなので，2014年の3月までは変えにくいのだが，Willcom03が本当に壊れてしまったときのことは考えておく必要があるなあ（本体は息子が使っていたものがあるが，W-SIMがダメな場合はどうしたらいいのだろう）。

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