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【第961回】 午後から修了証書授与とか謝恩会とか(2015年3月25日)
- 6:00起床。昨夜作ったポークソテーを温め直して朝食。週末の日本オセアニア学会研究大会の空港からのバスをオンラインで予約するなどしていたら5番のバスの時刻になってしまった。
- 今日は花粉が多いというので,予防的にマスクをしている。午後には新神戸に行って修了証書授与式(正式には「学位記授与式」という)で国際保健学領域分の名前を読み上げるという仕事があり,その後は謝恩会に出る予定なので,午前中になるべく原稿を打とうと思っていたが,あまり進まなかった。
- 新神戸行事は無事終了。去年に引き続き学生が一部の先生にコスプレして貰うという企画があって,去年は鈴鹿ひろ美だったT先生は,今年はエルサだった(お疲れさまでした)。トマトジュースだと思ってぐいっと飲んだのがカシスオレンジだったので意外に酔ってしまったのは誤算だった。もう仕事はできないので,早く眠ってしまうしかないな。とはいえ,三宮経由のバスで帰宅する途中,これまで断続的に読んできた,マーク・シャッカー(著)野口深雪(訳)『ステーキ!』中公文庫,ISBN 978-4-12-206065-4(Amazon | honto | e-hon)を読了。常軌を逸したステーキマニアの著者が世界を旅し,噂を検証し,伝説を辿り,時々堅すぎるステーキを喉に詰まらせたりしながらも,最後には絶品にかぶりつく幸せを何度か経験したのに加え,自分でも飼ってみる(厳密には本当に自分だけで飼ったわけではないが)ことを通じて,牛の飼い方,血統,牧草が生える土,牧草の食べさせ方が牛にとって幸せかどうかというところまで行ってしまう,マニアの極致的な凄い話だった(書き方が多少ペダンティックなので,読書に慣れていないと読みにくいかもしれないが)。辿り着いた結論は,米国食肉業界の趨勢にNoをつきつけるものであった。まあ確かに穀物飼料と抗生物質を使って畜舎内で肥育し,屠畜から食肉加工までHACCPでやれば,均質で病原体が存在しない肉が提供されるだろうけれども,動物の肉を食べるってのは本来そういうことではなかったはずだよなあ,と考えさせられた。
- それにしても,Y先生から聞いた話には驚いた。そういう手続きをするなら顔を出すか,せめてメールで連絡くらいして欲しかった。ぼくが別の方法を薦めていたから連絡しにくかったのかもしれないが。
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