個別鵯記

【第1283回】 書籍ご恵贈御礼とか（2016年4月8日）

相変わらずの日常

6:00にアラーム音楽としてGoosehouseのPOP UP!が流れて起き上がったものの，疲れが抜けずに7:20頃まで椅子に座ってボーッとしていた。意を決して動き出し，昨夜沸かしたままだった風呂に入ってからパスタと青梗菜と新タマネギとウインナーを煮てトマトソースを掛けた朝食をとって出勤。今日は大変に院生や学部生からの相談が多い一日になっている。

ご恵贈御礼(1)『〈紛争〉の比較民族誌』

著者の一人の石森さんからだと思うが， 丹羽典生（編）『〈紛争〉の比較民族誌：グローバル化におけるオセアニアの暴力・民族対立・政治的混乱』春風社，ISBN 978-4-86110-482-4（Amazon | honto | e-hon）をご恵贈いただいた。石森さんが書かれているソロモン諸島のエスニックテンションの話だけでなく，サモア社会の謝罪儀礼，トンガの都市部における暴力の問題，ニュージーランド先住民と暴力，パプアニューギニア高地の紛争，フィジーのクーデター，バナバ人とキリバス人の境界，といったテーマで，オセアニアという地域枠組みの中でのさまざまな紛争が語られているようだ。大変興味深い。

ご恵贈御礼(2)『統計学：Rを用いた入門書　改訂第2版』

Michael J. Crawley（著），野間口謙太郎・菊池泰樹（訳）『統計学：Rを用いた入門書　改訂第2版』共立出版，ISBN 978-4-320-11154-7（Amazon | honto | e-hon）もご恵贈いただいた。原書が第2版になったので訳書も合わせて新版になった。原書もモノクロから多色刷りになったが，訳書は三色刷りになった（そのため，若干，色が原書とは変更されている）。第2版への訳者まえがきに，初版の3割強が改訂されたと書かれていた。モデル当てはめが7章に集約されていたのが部分ごとに分散記述されるようになり，付録のR入門が全面的に書き換えられたなど，かなり大きく改訂されたようだ。

講義準備と人口学会仕事

来週月曜の講義資料の準備と，その関連でのメールの返事と，日本人口学会からの広報委員仕事をしていたら21:00になったので帰途に就く。別の某学会仕事が2つほど締切過ぎていてまずいのだが，帰ってから続きをやろう。ドラゴンズは大野投手が完投勝利したようで素晴らしい。

ソフト更新

ソフトウェア情報に載せていたstatlibへのリンクがデッドリンクになっているという指摘が海外から来たので，アーカイヴミラーサイトにリンク先を変更した。ついでにLibreOfficeを最新版に更新しようとしたら，いつの間にかWindowsでも64ビット版があることに気づいたので，そちらをダウンロードしてインストールした。できれば使っているソフトの全部をx64にしたいのだが，まだ32ビット版を捨てられないんだよなあ。x64を常用しているのはRとサクラエディタとExplorer++くらいだったが，これでLibreOfficeも64ビット版にできるのは大きい。

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