Latest update on 2018年3月7日 (水) at 15:42:47.
【第1285回】 休日(2016年4月10日)
- 6:00にアラームが鳴って起きたが,疲れが残っている。それでも何とか昨夜の炒め物の残りをご飯に載せて朝食をとったが,その後二度寝してしまい,次に目が覚めたら昼だった。ダメな生活。キャベツとウインナーを茹でてスウィートチリを掛け,白いご飯に高菜漬けを載せたものに合わせて昼食をとってから出勤。帰りにコーヒー豆を買いたいので,帰る時刻を考えなくてはならないが,できるだけ仕事を進めよう。
- 推薦状を書くとか某査読とかいくつか仕事をしたが,あまり進まなかった。18:47に研究室を出て名谷駅に急いだが,目の前で19:00発のバスが出てしまったので,地下鉄を新長田で乗り換えて神戸駅に出て,成城石井でパプアニューギニア・シグリのコーヒー豆他いろいろな食材を買って帰宅。
- 復路で,山本紀夫『トウガラシの世界史:辛くて熱い「食卓革命』中公新書,ISBN 978-4-12-102361-2(Amazon | honto | e-hon)を読了。素晴らしく面白い本でありお薦め。タイトル通り世界史なので,原産地の中南米から話が始まり,大航海時代にヨーロッパとアフリカに伝えられたこと,インドへの伝来にはヨーロッパ経由説と喜望峰周りで直接伝えられた説の2つがあること,日本には16世紀のうちに伝わっていたらしいこと,いまではキムチに欠かせない食材として非常にポピュラーな韓国には意外に遅く入ったことや,中国でもトウガラシなしには成り立たないような四川料理に使われるようになったのが実は割と最近のことであるなど,目からウロコの話が満載だった。世界一周(ただしオセアニアを除く。まあ実際,オセアニアの人たちはあまりトウガラシは食べないし)トウガラシの旅という感じ。個人的な趣味としては博士論文をわかりやすく書き直したという第2章の原産地における栽培化を巡る利用法の違いなど,ethnobotany的な話をもう少し深く読みたかったが,博士論文そのものを読むか,山ほど文献が巻末に付いているので,そこから辿れば良いのだろう。
- 晩飯はサラダとご飯。早く眠った。
△Read/Write COMMENTS
▼前【1284】(大学院情報交換会とか締め切り過ぎ仕事とか(2016年4月9日)
) ▲次【1286】(講義とミーティング(2016年4月11日)
) ●Top
Notice to cite or link here | [TOP PAGE]