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【第1423回】 忙しい週末(2016年10月13-15日)
- 木曜は4コマ講義の後,いったん名谷キャンパスに行って講義資料を置き,翌日のための資料をピックアップしてから三宮へ。洞窟の会で二度目のさけやしろは,相変わらず美味な酒の数々が楽しめた。今回はコースだったので比較的早めにお開きになり,直通バスで帰宅。
- 金曜は検査技術科学専攻の病院実習の見回り当番なので附属病院へ行ってから名谷へ。午後は博士論文指導。その後メールの返事を打っていたら直通終バスには乗り遅れ,神戸駅廻りで(成城石井でサラダとパンプキンプリンを買って)帰宅。晩飯はその2つ。
- School of Lockでリトグリの「はじまりのうた」が初オンエア(この数日,LINE BLOGでメンバーそれぞれの歌の「はじまり」が語られ,満を持したタイミングで)された。
「私らしく生きてみたい」に続き,いしわたり淳治+亀田誠治コンビの曲(10月30日訂正:どこかのサイトに書かれていたのでそう信じていたが,ガセネタだった模様。作詞家本人からのtweetによってわかったが,正しくは「好きだ。」や「Never ending dreamer」を作詞された)前田甘露さんの作詞による曲で,絆をテーマにしているということだが,普通に聴くと,何らかの意味でハードルを越えて関係性が変わった2人の「はじまり」のうたのように思える。(武道館向けの曲なのだとは思うし,そう思って聴くと良い曲なのだが)もう少し抽象度の高い歌詞の方が想像を働かせる余地が大きくて良かったかもしれない。もちろん,相変わらずリトグリの歌唱,とくに複雑なハーモニーは唯一無二で素晴らしいのだが,曲としては個人的にはあまりピンと来なくて,カップリングの「Magic snow」の方が傑作と思う(何回も聴くうちに感想は変わるかもしれないが)。「はじまりのうた」というテーマは素晴らしいので(フジファブリックや大橋卓弥の同タイトルの作品も良かった),制作サイドは守りに入らず,新しい作詞・作曲コンビを起用して欲しかった。個人的には高橋久美子(元チャットモンチー)に作詞,津野米咲(赤い公園)に作曲を依頼したら,傑作が出来ると思うんだがな。変わったマーケティング戦略よりも,何よりもいい作品を作りさえすればリトグリは世界に通用すると思うので,そっちで攻めて欲しい。
- ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞し,ブルース・スプリングスティーンがコメントしているが,何やら『バトル・ロワイアル』で描かれる大東亜共和国の「成功したファシズム」を思わせる昨今のこの国の状況や,欧米での極右勢力ブームや,続発する内戦の裏側では武器屋が儲けているといった国際情勢を考えると,いまディランを選んだのは,選考委員会からの反戦メッセージであるようにも思われる。『バトル・ロワイアル』では,川田がディランやレノンを口に出した後,何が好きかと訊かれた秋也が,スプリングスティーンのWe are born to runを口ずさみ,ロックは世界を変えられると信じていると語るシーンが印象的だったが,こうしてみると高見広春の先見性は凄いな。
- 土曜は5:00に家を出て神鉄鵯越に向かって歩いていたら,途中で後ろから来たタクシーが止まって客引きされた。歩道が狭くて恐ろしい陸橋を渡る前だったので乗ったが,歩いても10分くらいの距離だったので,まあどちらでも良かった(予定していたより1本前の神鉄に乗れたので,湊川公園からの地下鉄も始発に乗れたが,結局,新神戸で東京行き新幹線の始発に乗るのは同じなので)。2号車最後尾の3人掛け席が空いていたので,思いっ切りリクライニングして新横浜辺りまで眠って行けたのは大きかった。午前中の用が済んでからモスバーガーで昼飯中。混んできたので,そろそろ出るか。
- 午後の用が済んだのは16:45頃だった。品川駅に直行し,新幹線で新大阪へ。新快速で神戸に着いたのが20:20頃で,そこからバスで帰宅したら21:00を少し過ぎていた。やはり日帰り出張は疲れる。CSファイナルはセリーグはカープが日本シリーズ進出を決め,パリーグはホークスが勝って2勝3敗となったという,まあ実力差通りの展開だった。もし明日もホークスが勝った場合,栗山監督は,最終戦で大谷投手をスクランブル起用するかどうか悩むだろうなあ。逆算して,明日の試合で大谷選手をDH起用するかどうかも悩むだろうなあ。
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