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【第1541回】 六甲でWorkshop Iを2件やった後で名谷へ(2017年3月23日)
- 6:00起床。7:50のバスで三宮経由で六甲へ。9:00から12:20頃まで,博士後期の留学生2人についてWorkshop I。研究の途中経過の報告に対して質疑をする場で,他の院生にも公開されている。どちらもテーマ自体は興味深いが,まだ解決しなければならない問題が多かった。
- カフェテリアで昼飯を食べてから名谷キャンパスへ移動。メールの返事を打ったり書類仕事をしているうちに17:00を過ぎた。
- twitterで見掛けてAmazonに発注していた,Rサポーターズ『パーフェクトR』技術評論社,ISBN 978-4-7741-8812-6(Amazon | honto | e-hon)が届いていたので持ち帰ることにした。三宮で妻と花門亭本店で晩飯を食べ,にしむら珈琲に寄ってからバスターミナルへ。長野に帰るバスに乗るのを見届けてから,神戸駅廻りで帰宅。
- 『パーフェクトR』を書いたRサポーターズはTokyo.Rの人たちなので,統計界隈とは違ったアプローチでまとめられている。エラー制御系の関数が多数紹介されていたり,plotrixパッケージを紹介するコラムで,多種多様な作図関数ではなくてアスペクト比を変えても常に真円を描く関数draw.circle()など素材としての描画関数にだけ触れられていたりするのは,本書のその特性が顕著に表れたところだと思う。「モダンなデータ可視化」としてggplot2パッケージによる作図を説明するパートでも調整用関数として背景の変更でtheme_classic(),タイトルとラベルの設定,凡例の位置の変更,軸の変換,目盛の変更といった,投稿論文に使えるようにグラフを仕上げるのに使えそうな関数群の説明が詳しく与えられ,さらにインタラクティブなデータ可視化という章でhtmlwidgets,googleVis,ggvisという3つのパッケージを使ったJavaScriptでの作図に1章使われているのも,Tokyo.Rらしい感じ。新しくスマートな部分が広範に拾われているので,そういう視点でRにできることを知りたい方にはお薦めできそう。
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