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【第64回】 国際・災害保健活動論グループワークの日(2012年6月13日)
- 2番のバスで出勤。昨日と違って天気はまあまあ。今日は午後のグループワークを見回る他は,来週の講義準備をしておくべきであろう。
- 半世紀にわたって水俣病と関わってこられた原田正純医師が,急性骨髄性白血病のため,一昨日亡くなったとのこと。徹底した現場主義は見習うべきと常々思っていたが,惜しい方を失った。世間ではあまり話題に上らないが,被害者の補償とかケアについては未だに決着していない問題であり,原田氏もさぞ無念であっただろう。
- 昼食をとりつつ,一昨日メモした「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」を少し読んでみたが,実に公正な態度で,しかも面倒なことを噛み砕いて紛れなく書かれているのが素晴らしいと思った。高校生の必読文献にすべき。
- グループワークは無事に終了した。来週の産業衛生の資料準備をしていたが,前置き部分に凝りすぎてしまった気がする。明日は午前中は六甲台で講義だが,午後は名谷で疫学研究倫理審査を受けに戻ってこなくてはならない(GSICSのメールボックスに入っているという書類を引き取るのを忘れないようにしなくては。土曜の講義後に長野に向かうチケットは,たぶん時間的余裕があるから当日でいいだろう)ので,続きはその後か。
- 20:00を過ぎたので帰ろうと思ったら,ちょうど月刊Windows Updateが始まってしまった。今月は14個もあった。
- 帰宅後,手抜きをして辛子明太子と数の子わさび漬けで晩飯を食べつつ,須磨久善『タッチ・ユア・ハート』を読了。タイトルは「心に触れる」と「心臓に触れる」を掛けているが,世界でも指折りの心臓外科医は,人の心を掴むのも天才的なのだった。
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