個別鵯記

【第100回】 土砂降りの中を出勤（2012年7月20日）

• 2番のバスに乗って名谷に着いたら，雲の王に出てきたような土砂降りであった。名谷駅から保健学研究科キャンパスまで15分歩いたら，靴の中が水浸しになった。やはり安物の靴はダメだな。ズボンもずぶ濡れだし，とりあえず空調の設定をドライにして，バッグから荷物を取り出して乾燥しやすくしたが，とても気持ち悪い。
• 9:00少し前から卒論の相談と進路相談を受けた。とりあえずやりたい方向性はわかったので，基本文献を3冊ほど読んでもらうことにした。
• 午前中はトナーを注文したり，昨日の出張の報告を書いたりといった，事務仕事をしているうちに終わった。
• それにしてもパスピエ，いいなあ。3回目くらいから癖になる。目覚まし音楽設定リストに入れてみよう。「脳内戦争」が目覚まし向きか？　「最終電車」は，竹澤汀『点と点のあいだ』に入っている曲と同一タイトルだが，曲想が丸っきり違っていて面白い。つまりは，最終電車という存在が，それだけ利用者によって，あるいは状況によって多面的な存在だということなのだろう（自分が乗っている最終電車に同乗している人たちを見ているのか，それとも最終電車に乗って帰って行く誰かを見送っているのか）。竹澤汀といえば雰囲気とか声が似ている気がして思い出すのが以前熱く語ってしまったことがあるチャットモンチーのギター＆ボーカルの橋本絵莉子なわけだが，その熱い語りの中で触れた，自立して挑戦を続ける自分への応援歌という「とび魚のバタフライ」のスタンスは，最近の曲で言うと，KARAの「Pretty Girl」「Girls be ambitious」「Girls Power」の路線に受け継がれているように思う。KARAは，YouTubeにある，「道」という曲をカバーした演奏が実に聴かせるのだが，リーダーのギュリがピアノソロで演奏している「Pretty Girl」も素晴らしいと思う。
• 某査読が難航しているのだが，自分が会員でない雑誌からの査読依頼メールが来た。現在のやつが終わっても１つ残っているし，その査読は締め切りまでの時間が短いので無理だと判断し，お断り申し上げた。
• 来週月曜の試験について，教務学生係から連絡が来た。しかしまだ問題はできていないので，現行をお渡しして印刷してもらうということができない。最悪月曜朝でもいいそうだが，現在のところ，研究室内のプリンタで印刷してしまう予定。
• 某査読が終わったのが20:00過ぎであった。晩飯は自販機のカップ麺で済ませ，明日の講義準備（前半分）を終わらせ，印刷したら23:00になった。これからミニテストの問題を作らねば。これは徹夜になるかもしれない。もっとも，今になっても朝ずぶ濡れになった靴も靴下も乾いていないので，それはそれでちょうどいいかもしれない。
• ミニテストの問題が和文と英文で完成したのが2:20であった。もはや帰宅する気力はないので，これから暫く寝袋で仮眠する。

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