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【第172回】 講義と統計相談の日(2012年11月2日)
- 6:10にAAAの777で起床。この曲はイントロの出だしが静かで,途中で転調してアップテンポになり,そこから声が入るのが目覚ましに向いている。最初からダダダダ!と入る相対性理論のスマトラ遊撃隊とはまた違った意味で,聞き逃すことがない。目覚めの爽快さでは村治佳織のLe Cielには及ばないが,確実に起きるにはいいと思う。
- 今週は土日が岡山で日本国際保健医療学会なので,昨夜から米を炊くのを止めていて,今朝もラーメンにした。プラ容器包装ゴミを出してから,名谷行きの3番のバスで出勤予定。
- 昨日の疲れが残っていてテンションが低めだったが,疫学講義は第6章から第8章までを駆け抜けた。といっても,第7章は概ね公衆衛生学の保健統計の回と重なっているので,第6章をメインに説明し,第8章では,テキストではあまり強調されていないが,母集団の特定の重要性(そこを間違えると何の話をしているのかがまったく違ってしまうから)と,正しい調査票の設計の基本として表8-3を見ておくようにということと,適切なサンプリング,配票,回収については,いろいろな制限要因があるけれども回収率が70%は欲しいし,そう考えたらRDDが信用できないのは明らかといった話をした。8章最後の統計処理の例示は,他に統計の講義を受けているそうなのでスキップした。
- 昼飯は,朝の名谷駅の五穀七福で買ってきたパンを食べた。食べ終わったら眠くなってきたが,年末調整の関係の書類を今日中に出さなくてはいけないのだった。昼過ぎに看護の大学院生からの統計相談が1件あり,その後,年末調整の書類を書き上げたら16:00を過ぎていた。明日ポスター発表予定の院生からは,原稿ファイルができるのが夜になるのでそれからチェックして欲しいというメールが入った。買い物をして帰れるくらいの時刻に終わればいいのだが。
- それはそうと,来週末,再来週末,一週間おいて次の週末,と週末は東京で過ごすのだが,その事務手続きとか交通手段の確保が面倒でならない。来週は土曜に飛行機で出発し日曜に飛行機で帰ってくる予定でチケットを確保してあり,土曜の夜に息子の家に泊まって配水管掃除をしてやることになっていることを含め私用なので,休日にすることだし,まあ問題はない。問題は他の2回で,再来週はそもそも金・土と東京大学山上会館で日本民族衛生学会の大会があり,金曜昼にはその編集委員会もあるのだが,金曜午後には新宿で公衆衛生学会の編集委員会があり,土曜午前には秋葉原で人口学会の理事会があるので,民族衛生学会の大会に参加できる時間がほとんどない。この往復をどうするかが未定だし,どうやって出張登録すればいいのかも未定だ。土曜の夜に神戸に戻るか長野に行くかも決めていないが,24日に先月できなかった娘の予防接種があるため長野に行く必要があるから,17日は素直に神戸に帰るべきかもしれない。11月30日から12月1日の方は,金曜が東京大学の非常勤講師,土曜は統計数理研究所でR研究集会ということで,この2日間の旅費は先方負担で往路分は東京大学,復路分は統計数理研究所から出ることになったが,往復ともサンライズ瀬戸にしようと思っていて(たぶんすぐに予約しないと満席になってしまうので,これからやる),これも会計システムへの登録は面倒そうだ。こういうことは事務でやってくれるのが理想なんだが,事務も人手不足で忙しそうだから難しいだろうなあ。
- JR西日本のe5489はサンライズ瀬戸を扱っていないというダメさ。来週東京に行ってJR東日本の端末に触れるから,えきねっとでいいかと思ったが,えきねっとも扱いがなかった。明日の神戸駅や岡山駅で,もし時間があったら,みどりの窓口に行って買っておこう。
- 以前から,事務からの連絡が届いていない場合があるような気がしていて,総務に言ったこともあるのだが,個別に再送信してくれるだけであった。今日,レターボックスに入っていた書類に,メールでも送付済みであると書かれていたのに届いていなかったので確認して貰うことになった。神戸大の保健学研究科にはいくつものメーリングリストがあって,目的によって使い分けられているので,全部の通知が届かないわけでもなかったことが問題をここまで引きずってしまった原因だと思う。それにしても,半年もこの状態で大きな問題なく済んできたのは僥倖に過ぎないのだろう。なんだかなあ。
- 20:30頃,院生からの原稿ファイルが届き,最低限修正しコメントを入れて返送した。今回時間的に綱渡りなのは不運も重なっているのだが,ぼくが忙しすぎてフォローが不十分だった。反省しなくてはいけない。
- 津原泰水『爛漫たる爛漫』はロック小説として素晴らしい。演奏の描写は,今野敏のハイパーサイキックカルテットシリーズにおけるジャズの演奏,篠田節子の『カノン』におけるピアノの調べに比べると若干物足りないような気もするが,それに近いものを感じるし,それ以上に謎解き小説としても(ややアンフェアだが)楽しめる。第2部,第3部があるらしいので,それを楽しみに待つことにしたい。
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