個別鵯記

【第179回】 講義と来週の準備（2012年11月9日）

• 6:10に起き，豚肉野菜炒めを作って朝食。往路3番のバスになりそう。海堂尊『スリジエセンター1991』講談社，ISBN 978-4-06-217953-9（Amazon | honto | e-hon）を読了。哀しくも美しい話であった（天城とジュノの微妙な関係は，もしかすると腐女子と言われる方々にも受けそうな）。読み終わると『極北ラプソディ』を読み返したくなり，ああ，なるほど極北シリーズにおける世良の変貌は，この経験を経たからか，と感じられ，しかもここからあそこ（花房との着地点も含めて）に至るまでの世良の生き方については想像力の余白を残してくれているのが心憎い。
• 予定通り到着し，疫学講義から会計との相談や学生対応やメール送受信などいろいろ作業をしていたら日が暮れた。卒研希望の学生と話をしていたらアプライドから連絡があり，実習用に借りていたコンピュータを引き取りに来てくれるというので梱包し，19:00前くらいに引き渡した。
• 来週月曜はいつもの公衆衛生学に加えて国際・災害保健学の講義もあるので，国際・災害保健学（2年生全部が対象）だけは準備を済ませた。復路は終バス。

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