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【第859回】 帰国した日も出勤(2014年12月7日)
- 4:50にスマホの目覚まし音楽(このところずっと,パスピエ「最終電車」に固定している)で起床。着替えてチェックアウトしてグラウンドフロアに降りたら,ちょうどタクシーを予約した5:15だった。ちゃんと待っていてくれたタクシーに乗ってKLIA2へ(KLの国際空港は2つあって,Air Asiaを含むLCCは2の発着だそうだ)。6:10頃に着いたがカウンターが混んでいて,チェックインが済んだのは6:40を過ぎていた。カウンター手前の店に入って,鳥照り焼き丼(コーヒー付きで20RM弱)を食べてから,イミグレ,手荷物検査場1,手荷物検査場2(理由はわからないが同じような検査場が2つあった)と通って,Q10というゲートへ。離陸予定時刻の30分以上前からボーディングが始まり,往路と同じ7Gという席に座った。
- 食事までは眠って過ごしたが,その後はPCを開いて明日の講義準備。しかし資料を確認しなくてはいけないことができてしまったし,印刷も必要なので,関空に着いたら三宮経由で出勤せねばならないな。
- というわけで研究室に来て,資料(老人保健など)原稿の印刷を完了したら20:50になってしまった。帰ろう。
- 晩飯は弁当を買って研究室で食べたのだが,名谷駅の本屋で衝動買い(このところ本屋に入る度,田中康夫『33年後のなんとなく、クリスタル』を探しているのだが,今日も見つからなかったので,代わりに目に入った『侠飯』という文庫書き下ろしの小説を買ってしまった)してから,湊川公園経由の日曜の終バスで帰宅。地下鉄とバスと洗濯と風呂という過程で『侠飯』を読了。就活に苦しむモラトリアム大学生のところに任侠風の居候が住み着いて,最初はありあわせの食材で,その後は通販で買い揃えた食材を使っていろいろな絶品料理を作ってくれるのだけれども,その過程で主人公の大学生やその友人が少しずつ影響を受けて,悩みながらも成長していく話……かなあ,と思っていたが,最後にもう一捻り入っていた。調理の基本を押さえた説明に加えて,繰り出される創作料理の数々が食欲をそそるし,読後感も良かった。ただ,オタクで引きこもってゲームばかりやっていた若者(本作では主人公の友人の1人)が立ち直る展開は,少々ベタすぎたかもしれない。黒野伸一『脱・限界集落株式会社』にも似た設定と展開があったから,余計にそう感じるのかもしれないが。
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