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【第1219回】 大雪の中を九州方面往復(2016年1月24日)
- 5:40起床。昨日買った生パスタとウインナーを茹で,トマトバジルソースを絡めて朝食を済ませ,ドミニカを淹れてポットに詰め,三宮貿易センター行き始発バスで出発。加納町二丁目で降りて新神戸に歩き,新幹線で西へ向かった。
- 大雪のため35分の遅れが出たが,小倉でのアポは無事に済み,昼飯をカツ丼と天ぷらそばのセットで済ませてから,東へ向かう新幹線を待っているところ。北九州市に暴風雪警報と大雪警報が出ていることもあって,新幹線は今のところ15分遅れとのこと。止まらなければいいのだが。広島辺りから雪は止んだ。
- 18:45現在,岡山で停車中。日本旅行の格安チケットでこだま748号に乗っているため,元々岡山には18:19から18:52まで停車することになっていて,途中の遅れは吸収されてしまっているようだ。相生は停車時間が書かれておらず,姫路は1分停車予定だが,西明石も11分停車予定があるので,この先も実は定刻からあまり遅れずに新神戸に着けそう。
- この4時間半余りの新幹線移動の間は,Little Glee MonsterのColorful Monsterを何度も聴きながらいろいろな論文査読をしている。これは素晴らしいアルバムだな。「永遠に」「Eyes to me」「ファイト!」といった名曲に,ゴスペラーズ,吉田美和,中島みゆきとは別の魅力を吹き込んでくれるリトグリの歌唱力は素晴らしい。もっとも,中島みゆきの「ファイト!」を聴き直してみようと思って『大吟醸』を聴いたら,これはこれで他には代えがたい良さがあることを再確認してしまったが(中島みゆきの「ファイト!」は,ちょっとラヴェルのボレロみたいな感じがする)。なお,「ファイト!」で歌われる川を遡っていく魚は,昔は何となくサケのイメージだったのだが,良く聴いてみると,冷たい水の中を震えながら遡っていく「痩せこけた魚」,かつ「小魚たちの群れキラキラと海の中国境を越えていく」なので,海から川を遡って成長するタイプ,つまり降河回遊するウナギとか,あるいは海水性両側回遊のスズキなのかと思い直した。ところが,ウナギは温かい水にしか棲まないから,やっぱりちょっとイメージが違うし,スズキもセイゴが遡上するときはもはや小魚でない感じだから,むしろ川で孵化するけれどもすぐ海に降って,5〜6 cmに成長した後,春から初夏に温かい水を嫌って群れで川を遡るという,淡水性両側回遊のアユなのかもしれない。きっとそうなのだろう。なお,この辺の話は,前にも触れたが,塚本勝巳『大洋に一粒の卵を求めて:東大研究船、ウナギ一億年の謎に挑む』新潮文庫,ISBN 978-4-10-126006-8(Amazon | honto | e-hon)が抜群に面白い。
- 西明石では遅れている後続の列車がまとめてやってきたために4本の通過待ちがあって,若干発車が遅れる感じ。しかし数分の遅れなら実害はないからいいや。
- 新神戸から三宮まで20分歩き,スーパーKOHYOで食材を買ってから貿易センター前まで歩いた。ちょうどバスが出てしまったばかりで30分ほど待ったのは想定外だった。帰宅後,風呂を沸かしながら生パスタを茹で,小倉で買ってきたゆずとイカ刺しと明太子が入った松前漬けともずくで和えて晩飯にした。狙い通りサッパリした美味であった。
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