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【第704回】 院生相談とか講義準備とか(2021年4月9日)
- 6:30起床。80.95 kg,98%,36.0℃。
- 豚ヒレブロックとタマネギとナスをごま油で炒めたおかずと玄米ご飯で朝食。大変美味。トラジャのフルシティローストを挽いて淹れ,水筒に詰めてから名谷キャンパスへ出勤。
- 3都府県に蔓延防止措置を適用 西村担当相が表明(産経新聞,2021年4月9日)という記事に,「政府の基本的対処方針分科会」なるものが登場するのだが,内閣官房の新型インフルエンザ等対策有識者会議のページにはそんな組織は載っていない。新しく作ったのだろうか? 紛らわしい名前の「基本的対処方針等諮問委員会」と「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は存在し,有識者会議自体も含め,すべて会長は尾身茂先生だが。いくら構成員が違っていても,尾身先生ご自身,仕事の分担について混乱しないのだろうか? と他人事ながら心配になってしまう。新聞報道が「基本的対処方針等諮問委員会」の誤記であるのなら理解できるが。なお,3都府県とは東京,京都,沖縄で,適用は4月12日からとのこと。
- 昨日もメモしたように学部講義は遠隔推奨のハイブリッドで準備しなくてはならないので面倒。実習以外は全部遠隔の方が落ち着いて公平にできると思うのだが。去年の春よりも今の方が新規感染者数は多いのに対面を基本にするというのは,政府の方針として早期終息を諦めているということに他ならない。終息を諦めて時短営業とかマスク会食推奨といった緩い対策を続ける限り,長期化するのは当然なので,こうした中途半端なわりに事業者にとっては苦しい対策をずっと続けねばならないのは,ほぼ政府のせいと言って良いだろう。補償とセットで,Essential Workerを除き(その人たちは優先的にワクチン接種を受けられるようにする)基本的に在宅勤務,かつ飲食店は休業か個人客の黙食のみ許可,大人数の集会は禁止(選手の感染防御が可能なスポーツイベントなどは無観客でテレビ/ラジオ放送かオンライン中継を基本とする)といった厳しい対策をとることで,1ヶ月以内に新規感染者を2桁/日まで持っていくことは今でも可能なはずで,そこまで持って行けば接触追跡が完全にできるので,再び終息を目指せると思うのだが。
- ご恵贈御礼。浜田さんと西さんから,飯田淳子・錦織宏(編)『医師・医学生のための人類学・社会学 ●臨床症例/事例で学ぶ』ナカニシヤ出版,ISBN 978-4-7795-1576-7(Amazon | honto | e-hon)をいただいた。臨床医と文化人類学者・社会学者が協働で執筆したケーススタディ集という,ユニークな本で,面白そうだ。
- 来週の保健行政論の講義資料ができた。OECDの統計資料を新しいものを使って作り直したので時間が掛かった。アップロードしてから帰宅したら21:00を過ぎていた。
(list)
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