【第1746回】 今日も学部生の実習と会議(2024年11月20日)
- 6:00にアラームをセットしていたが止めて二度寝してしまい、7:00起床。しかし着るものがなくなってきたので浴槽に湯をためて入浴して残り湯で洗濯機を回しながら朝食。
- 名谷キャンパスに出勤。
- メール連絡が届いていなかったので知らなかったが、11:00から会議があって電話で呼び出されてしまって気まずかった。以前も同じことがあって、たぶん登録アドレスが間違っているので直してほしいとお願いしていたはずなんだが、たぶん今回も同じ原因と思われる。
- 買い置きの冷凍チャーハンを加熱して昼食。午後は学部生の実習対応と並行して教員会議、教授会などが予定されている。
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【第1745回】 今日も学部生の実習(2024年11月19日)
- 6:00起床。今日も公衆衛生実習。
- THE TIME,に安野さんが出ていて、兵庫県知事選の結果を生み出した原因としてSNSにおけるフィルターバブルがあるのでは、と分析していた。総務省のサイトにある「インターネット上での情報流通の特徴と言われているもの」の解説をみると、エコーチェンバーとは似ている(どちらも社会の分断と対立を作り出す効果があり、社会のマジョリティである道徳次元2に馴染む)が違う現象で、確かにこれはネットの特徴かもしれない。エコーチェンバーもフィルターバブルも、本人はそのことに気づきにくいが、XもYouTubeもAmazonも楽天もビューの傾向に基づいた勝手な「おすすめ」をしてくるので、意識的に「おすすめ」外の情報を公的サイトなどでチェックして対比しないと、簡単に飲み込まれてしまう。
- 前期の国際情報検索という講義で、情報検索の留意点についてまとめているが、フィルターバブルの話も追記した方が良いかも。
- ゲッベルスが日給200マルクで雇われ、ヒトラーのために情宣を始めた頃の言葉を見ると、先の知事選について暗示的だと思う。11年前に麻生太郎氏が提案した「ナチスの手口に学ぶ」を何かの勢力が実装しているような気がする昨今である。
ゲッベルスは「スローガンは新しくなくてもよい、反復することで決定的な効果を挙げられる」「新聞は数十万部が毎日読まれているという理由だけで記事が効果的だとするのは間違いである。これに比べて、たとえ一〇〇〇人に話しかける演説であっても話し言葉には強い影響力があり、聴いた者から拡散される幾百回の言葉の方がはるかに効果的である」とし、「革命は分筆家によってではなく演説者により行なわれる。つまり、直接に人同士が接触することが宣伝の核心なのだ」と語った。
広田厚司. 新装版 ゲッベルスとナチ宣伝戦 一般市民を扇動する恐るべき野望 (光人社NF文庫) (p.39). 潮書房光人新社. Kindle 版.の第3章冒頭より引用
- 昼休みにNHK紅白出場歌手が発表されたが、リトグリが入っていないのは解せない。リトグリもPenthouseもCHiLi GiRLも出ないなら見なくて良いな。
- 公衆衛生実習が終わったら17:00を過ぎていた。既に外は暗いし寒い。
- 谷川俊太郎さんの訃報を知った。鉄腕アトムの主題歌(たむらまろのアカペラは本当に素晴らしい)の歌詞も谷川さんの作だったとは。NHKアーカイヴスには2010年の100年インタビューの動画の一部が公開されている。実は絵本スイミーの翻訳も谷川さんだったのだな、というのは、リトグリのBreak out of your bubbleの歌詞で「水槽の金魚の群れ、逸れてた一匹だけが違う色をしてた、ぼくみたいだ」からスイミーを思い出す今日この頃だったので、不思議な符合を感じた。R.I.P.
- COVID-19パンデミックは主流となる変異株がスイッチしながらも継続していて、現在流行しているXEC株の性状を明らかにした論文がG2Pから出ている(リンク先は医科研のニュースリリース20241112)。今日の共同通信の記事も医科研のニュースリリースをリンクすれば良いのに。
- onion0108さんの「PLANET」解説。相変わらず見事な言語化で、いろいろなことに気付かされる。
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【第1744回】 今日も実習対応がある(2024年11月18日)
- 学生が熱心で、本来の時間割である火曜日午後以外にも公衆衛生実習のグループ実習を希望するため、対応しなければならない。今日の班はラボの鍵を開けるだけでたぶん大丈夫だが。
- と思っていたが、別の班からも実習したいという希望が急にメールで届き、部屋の調整と実験室待機も必要になってしまった。
- 無事に実験が始まったことを見届けてから研究室に戻って全学のオンライン会議が日が暮れるまで続いた。実習は何事もなく終わったようで良かった。
- ゲッベルス対策は別としても、都知事選でも兵庫県知事選でも、自らの当選を目的としない立候補に随分とかき回された感がある。候補者間の公平性を担保するためにガチガチに規制を固めている公職選挙法の想定外の事態だと思うが、逆に悪平等が起こってしまっているので(政見放送も酷かったが他候補と同じ時間が確保されていた)、せめて自らの当選を目的としない立候補を禁止するような法改正はできないだろうか。あるいはせめて刑事罰が確定して執行猶予中の人の被選挙権は停止できないのか。これ以上N国にやりたい放題させては民主主義の手続きがすべて無意味になってしまう。それにしても、供託金を没収されるのがわかっていて当選する気もなく選挙に出続けるというのは、何らかの収入の裏付けがなくては不可能だと思うので、既に商売になっているということではあるまいか。
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Written by Minato Nakazawa, Ph.D.
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