【第2126回】 検索効率が悪化している(2026年7月3日)
- 生成AIとSEO対策のせいで、検索エンジンの出力のS/N比が落ちていると思う。
- このメモを含む自分のサイト内の情報は、第一義は自分のための備忘録なので、スマホで「[検索語] site:sip21c.org」という形で検索することが良くあるのだが、最近、Googleで検索した出力に抜けやノイズが多くなってきたと感じる。
- 例えば、「上橋菜穂子 site:sip21c.org」で検索すると、GoogleとYahoo! JAPANでは4件(群大の頃の個別メモの912, 1901と鵯記798-9)しかヒットしないが、Bingだと51件ヒットする。51件の中には、精霊の守り人を読んだメモとか、週刊医学界新聞への上橋さんの寄稿とか、獣の奏者エリンの感想メモとか、鹿の王:水底の橋の読了感想とか、当然入っていて欲しいページもある一方、枕草子482:報道責任(2001年2月2日)のように、まったく上橋さんに関係なくて、なぜヒットしたのかわからないページも含まれている。どういうアルゴリズムなのかさっぱりわからない。もっとも、枕草子と群大時代のメモと鵯記と鐵人三國誌だけなら、構造つきhtmlに変換する前のテキストファイルをエディタで検索すれば漏れなく検索可能なので、PCの前にいるときは検索エンジンを使わなくても問題ないが、スマホでの検索効率が落ちたのは困りものだ。
- 解決策としては、外部の検索エンジンをあてにせず、sip21c.orgに昔で言えばnamazuのような全文検索エンジンをインストールし、そのインターフェースをトップページに置いておくくらいしかないかもしれない。現在お薦めの全文検索エンジンが何なのかなどわからないのだが、その検索結果も生成AIとSEO対策に汚染されているのだよなあ。数年前までは、適切な検索語を打てば、もし存在するならば10分くらいで欲しい情報に辿り着けたものだが。最近とくに酷いと思う。
- スピンなんじゃないかという気もするので、あまり触れたくないし、素人が触れるべきでもないと思うのだけれども(参考:野木亜紀子さんのXポスト)、どういう事務所なんだろうと思って、「EDEN 事務所 社長」でGoogle検索したところ、トップに表示された★AIによる概要はおそらく出鱈目である。AIが触れている株式会社EDEN(本社 渋谷区、代表 橋本一秀)は、女優3人が所属している株式会社EDEN(本社 港区、代表 二宮洋二)とは、名前は同じだが別会社である。商業登記法第27条で同じ本店の所在地における同じ商号(会社名)の登記は禁止されているが、名前だけ同じで本社所在地が異なる別会社は普通に存在し、AIはそこを混同したということであろう。AIの表示を信じて前者に突っ込むSNS記事とかメディアがありそうで怖い。
- 結論として、現時点では検索エンジンからAIを排除すべきだと思う。
- 昼休みにMLBをチェックしたら、0-6で負けていたところからあっという間に逆転して6回には11-6とほぼセーフティリードに至ったドジャースが強すぎて唖然とした。8月中に地区優勝が決まってしまうんでは?
- 来週の講義資料を更新した。
- 之貫紀『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 11』をKindle版で読了。ローファンタジーが数ある中で、これが出色なのは、日時まで含めた現実描写が細かいことと圧倒的なペダンティシズムで、ある意味昔の小松左京作品を思い出させる。11巻では2019年の話が進んでいくので、このまま進むと2020年に入ったところでCOVID-19に触れざるを得ないはず。之さんがこの物語の中でCOVID-19をどう扱うか、とても気になる。国レベルの動きはファンタジーなので、2022年2月24日からのロシアによるウクライナ侵攻とか、2023年10月7日からのパレスチナ・イスラエル戦争からの米国参戦、2026年イラン戦争、イスラエルによるレバノン空爆といった軍事的暴挙は扱われないと思う(ダンつくちゃんに頼めばあっという間に解決しそうだ。そういう意味ではCOVID-19もダンつくちゃんに解決を頼まない道理はないか? となると扱われないかもなあ)。あと、鳥居のプチ奇跡は、人の存在を無かったことにできるくらいなら、背が伸びたり性比が変わったり美男美女だらけになったりしそうな気もするが、そういう描写はないので、この物語の中では、6つの指標値の操作はできるが、人間である限り外見の同一性を変えることはできない設定になっているのだろう。
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【第2125回】 六甲で講義(2026年7月2日)
- 今日は六甲で講義とミーティングがあった。
- このXポストを見かけて、『静岡から新静岡(JRではないが)は先日歩いた。新神戸から神戸は普通は歩かないが歩いたことはある。新山口が小郡だった頃、山口から自転車で行ったことは何度もある。が、新大阪-大阪とか新横浜-横浜は歩こうと思ったことさえないなあ』と引用ポストした。
- 帰宅後、晩飯を食べながらサンテレビを見ていたが、何度も阿部選手を出せと思っていたが(8回ノーアウト満塁で打者が石伊捕手だったところとか、9回ワンアウト2塁で打者が福永選手だったところとか)、延長11回に漸く出して勝ち越し打を放ち、そのまま3-2でドラゴンズの勝ち。出すタイミングが遅かったと思うが、まあ勝ったから良いか。
- moraで買った、LumeraのMirrorは、何度も聞いていると、荒井麻珠 Feat. SERINAの「Frontier」を思い出す。とくにどこが似ているというわけではないのだが、何となく似ている。
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【第2124回】 会議と講義(2026年7月1日)
- 浴槽に湯をためて入浴し、残り湯で洗濯機を回しながらパスタを作って朝食。部屋干ししてから名谷へ出勤。
- 今日の講義資料に足りないところがあることに気づいたので更新。
- 瀬地山角さんが急性虚血性心疾患で亡くなったというニュース、自分より1歳上なだけなので他人事ではないと思った。詳しい状況はわからないが、すぐに心カテすれば助かったのだろうか。人気講義ナンバーワンになったことがあるということは、話が上手かったんだろうなあ。R.I.P.
- ドッヂボールは、かつてコーチしていた少年野球チームの子どもたちは皆大好きだったから、たぶん喜んだと思うが、もちろん喜ばない子どももいると思う。まあ、少年野球チームに入っていた子どもたちは運動が得意だから、ドッヂボール大会とか運動会とかはヒーローになれるチャンスだったわけだが、それ以上に強いボールを受け止めたり避けたり、逆に自分が強い相手に当てたりというスリルが魅力だったのだと思う。自分自身は、小学生だった50年以上前にもドッヂボールはあったが、運動は得意でも苦手でもなかった。というか、縄跳びとか鉄棒とか水泳は割と得意だったが、足が絶望的に遅かった。しかし、偶にやる分には、ドッヂボールには外野というポジションもあるので、比較的誰もが参加できるスポーツだと思っていたし、それなりに楽しんでいた。逆に、小学校4年のときに先生に積極的に協力することで授業をどんどん進め、学期末に空き時間を作って紙飛行機大会とかを企画してやってもらったりして、それは皆が楽しんでいると思い込んでいたが、5年生になって担任が代わった後、実は4年のときの授業の進度が早くて困っていたクラスメイトがいたと聞かされ、自分が独りよがりだったと反省したこともあった。まあ、教員は、思い込みや決めつけをしないように気をつけつつ、人は多様なのだということをわかっていれば良いのではないか。
- 今日の講義も100分近く喋り続けて疲れた。
- ステマは暫く前から法的に規制がかかっているが、ステルスだけでなくバイラルマーケティング全般を規制して欲しい。せめて複数アカウントを規制できないものか。複数アカウントを禁止できれば自動的に「農場」は存在できないはず。技術的に抜け道無く設計することが不可能か?
- 講義のオンデマンド動画がZoomのクラウドにできあがるのを待って、そのアクセス情報をBEEF+にアップロードしてから帰途に就く。雨が降っていて鬱陶しいが仕方がない。
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Written by Minato Nakazawa, Ph.D. | Notice to cite or link here | [TOP PAGE]