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【第903回】 姫路に行ってみる(2021年12月5日)
- 7:30起床。83.00 kg。姫路まで行って展望台辺りまで歩いてくるかな。
- というわけで,洗濯をしてから姫路に行ってきた。姫路城の美しさを堪能してから,展望広場まで2時間半くらい歩いた。もう少し頑張れば廣峯神社まで行けたのだが,展望広場から眼下に広がる姫路の市街地と遠くの海に満足したので,とりあえず今日は展望広場まで。
- 帰宅したら足が結構限界に近いことに気づいたので,さっきの判断は正しかったのかもしれない。
- この資料の16240(pp.2-5)に故・木下雄介投手の最終報告が出ていて,8月に紹介した報告で,最初の心生検の結果心筋炎の所見無しとしたのは「サンプリングエラー」で,実は劇症型心筋炎だったと書かれていたので,大変驚いた。2021年12月3日の厚労省の「副反応疑い報告の状況について」にも27歳男性の死亡例として算入されていて,23ページの表によると,モデルナ接種後の心筋炎関連事象に関わる10-39歳の死亡率比は一般母集団より有意に高い(にもかかわらず,24ページには「注視すべき状況にある」としか書かれていないが)。Rで計算するには,library(fmsb); rateratio(2, 13, 15305552*21, 38291000*365); rateratio(2, 13, 15305552*30, 38291000*365)としてみればよいが,観察期間30日とした場合で率比4.68(95%CI 1.06-20.75; p-value=0.025),観察期間21日とした場合で率比6.69(95%CI 1.51-29.6; p-value=0.004)で,偶然ではほぼありえないほど死亡リスクが上がっていると言って良いと思う。絶対リスクとしては,ratedifference(2, 13, 15305552*21, 38291000*365)とすればわかるように,死亡率の絶対値がきわめて低いこともあって統計的に有意な増加とはいえないから,この年齢層でもワクチン接種によって感染した際の死亡リスク低下が統計的に有意であり続けるなら,公衆衛生政策としては引き続き接種を進めることにも合理性があるとしても,劇症型心筋炎を発症して亡くなった方に対しては補償をすべきと思う。「副反応疑い報告の状況について」のpp.55からの図と添付文書改訂案を見ると,ファイザーでもモデルナでも10代,20代男性でのmRNAワクチン接種後の副反応として28日以内に起こる心筋炎,心膜炎の増加は明らかと認められたわけだから,予防接種健康被害救済制度で補償すべきだろう(ここにも臨時接種はA類と同じ扱いと書かれているし)。
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