【第1032回】 院生指導のアポがあるので雨だが名谷へ（2022年4月24日）

• 7:00起床。82.50 kg。
• 昨日買ってきたマンデリンフルシティを淹れて水筒に詰めた。雨だがアポがあるので名谷に行かねばならない。
• たむらまろ「見上げてごらん夜の星を」のハーモニーがあまりにも美しくて感動した。
• 14:00から3時間院生の相談に答えたら、ドラゴンズの試合は既に終わっていたが、7-6で勝っていた。3連敗しなくて良かった。スコアシートを見ると凄い試合だったのだなあ。今日出たリリーフ投手5人が現在の勝ちパタン。ジャイアンツの直江大輔投手も出たのか。
• 移動中に『香君』Kindle版（下）に突入。なんとCOVID-19対策におけるゼロコロナとウィズコロナの話を示唆するような展開まで。いや、上橋さんの意図は違うかもしれないが。帰宅途中で読了。エピローグも含めて絶妙な緩急で、ファンタジーの世界を美しく描き切った佳作であった。後書き（『香君』の長い旅路）を読んだら、インスピレーションの源は、ヒトと作物の共依存関係とその危うさを描いた『世界からバナナがなくなるまえに』と植物と虫の共進化を考えていたときに出逢ったという『虫と草木のネットワーク』と植物から放出された化学物質による他の動植物への影響を描いた『アレロパシー』……残念ながら絶版らしいが……、そして、植物間の香りという化学物質を介したメッセージのやりとりについての本『生きものたちをつなぐ「かおり」――エコロジカルボラタイルズ――』を読んだことだったそうだ。そこから他の本を読んだり専門家に取材したりといったことを通してイマジネーションを膨らませる過程（『孤独なバッタが群れるとき』の前野ウルド浩太郎さんにも「教えを乞い」たかったが諦めたことも書かれていたが、そこは是非取材して欲しかったところ）が書かれていて大変面白かった。

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