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【第1045回】 今日も在宅で仕事(2022年5月7日)
- 7:00起床。82.20 kg。
- 来週の講義準備もしなくてはいけないのだった。というわけで準備。
- 今日のNPBは2-1でドラゴンズがタイガースに勝った。松葉投手が5回1失点で今シーズン初勝利。6回からのリリーフ投手陣は盤石だった。
- 明石市長のtwitterをフォローしているのだが、今日のこのtweetはインフォデミックに加担していて大変まずい。第一に、グラフを貼り付けているのだが、そのグラフの出所が明示されていない。検索したらNEWSポストセブンのこの記事であることがわかった。明石市長は、この記事の『さらに、2020年は84万人、2021年(推計)は75万人と、新型コロナの影響もあって、出生数が激減しました。』という文章を真に受けて、『『出生数』が、何と「75万人」を割り込んだ。』とtweetしてしまっている。しかし、端的に言って、この記事は間違っている。そもそも図の紹介の仕方がまずい。キャプションとして、『(出典)国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」』とあって、あたかも社人研が自らの推計を修正したかのような印象を与えるが、そうではない。この図は、社人研の2017年中位推計値が右側に示されていて、左側の線は社人研とは関係なく、誰かこの図を作った人が勝手に加えたものなので、こういうキャプションの付け方をしてはいけない。同図の左側の線で、2019年の86.5万人までは人口動態統計年間確定数なので、実線部分だけが『実数』、2020年と2021年の破線部分は『(推計)』というつもりなのだろうが、NEWSポストセブンの記事を書いた人は、2021年まで実数だと誤解して、事実であるかのような記述をしてしまったのだと思われる。75万人まで低下するという予測は、おそらく河合雅司氏のものか何かだと思うが、人口動態統計の確定数は2021年分は未発表だし、2020年の確定数は84.1万だったので、(推計)とそれほどずれていないが、2021年に75万まで減った可能性は低い。既に発表されている人口動態統計速報値の年計によれば、2020年の出生数が87.3万人と、確定数より3万人ほど過大だったが、2021年の出生数は84.3万人となっているので、仮に3万人過大だったとしても80万人は切っていないと思われる。
- 講義準備は完了したが、他の仕事が終わらない。
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