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【第1256回】 都道府県別生命表(2022年12月24日)
- 8:00起床。寝坊した。コーヒーが尽きたので豆匠に行かねば。食材も残り少なくて、朝食はそうめんを茹でて生卵を溶いた麺つゆで食べ、シルクスイートというさつまいもを洗ってペーパータオルで包んだ上からラップを掛け、200Wの電子レンジで10分という手抜きな調理をして食べたが、大変美味であった。
- 昨日付けで、令和2年の都道府県別生命表が発表されていた(pdf版)。参考資料2の特定死因を除去した場合の平均寿命の延び(一般に損失余命あるいはYLL [=Years of Life Lost]という略称で示される指標だが、厚労省は一目でわかるタイトルにしているのだろうと思われ、それはそれでありだと思う)を見ると、COVID-19による損失余命は、0.1年程度ではあるが男女とも大阪、沖縄、東京がトップ3を占めているのが目立つ。2020年でこうだったのだから、2021年や2022年を計算したらもっと都道府県間格差は拡大しているだろう。公式統計としては都道府県別生命表は5年毎にしか出ないが、人口動態統計の個票を申請して都道府県別の男女年齢各歳別の死亡数と都道府県別のCOVID-19による男女年齢別死亡数を集計し、都道府県別男女年齢別年央人口として推計人口を使えば(国勢調査人口は5年毎にしか出ず、たぶんそれが5年毎にしか率に関する集計結果が報告されない理由)計算できるはず。かなり大変な作業だが、力技でできるので、誰かやらないかなあ。論文にすれば、人口学研究や日本健康学会誌や日本公衆衛生雑誌なら採択される可能性が高いと思うが。
- 都道府県別損失余命で沖縄を見ると、男女とも相変わらず肝疾患と糖尿病、高血圧性疾患が高いのが目立つ。参考表2だけだと都道府県別の特徴がわかりにくいので、2010年版や(どうせなので、後でリンク先ページをアップデートしておこう)、2015年版で作ったのと同様に、レーダーチャートを作ってみるかな。データも次のfmsbのバージョンアップに組み入れよう……というわけで、とりあえず、これまで2010年版しか載せていなかったページを更新した。長野は平均寿命は長いのだが、2015年、2020年と、自殺によって失われている余命が他の都道府県に比べて大きくなってきていることが目につく。
- 日本健康学会誌はJ-Stageで全文公開されているが、そのトップページの下の方に、アクセスランキングが載っている。現在11月のアクセスランキングが載っていて、2位に川端君が寄稿してくれた『優生思想の標的としての「色覚異常」から「色覚多様性」の時代へ』が入っているのは当然として、1位がなぜか2018年に発表された苅田さんの84巻3号の巻頭言『アンコンシャス・バイアスという見えない壁』になっている。どこかで話題になったのだろうか?
- 今日は夜のハモネプを楽しみに、家で院生の論文直しをする。
- リトグリの「Join Us」のオフィシャルMVの再生回数が150万回を超えた。公開から9日で150万回だから、リトグリ史上最速だと思うが、もう1桁くらい多くの人に聴いてもらいたい良い曲だと思う。以前も書いたが、アサヒの「始まりの合図」にかぶせてベルトーンが展開されるところが一番好きだが、次に好きなのはWake up, up, up,と歌いながら振り付けでなく音楽に乗って各人が自由に身体を揺らしているところで、実にリトグリらしくて良いと思う。
- 日本疫学会が今年出た論文を1時間に1本ずつtweetするというキャンペーンをするというtweetを見て、どうやって実現するのか尋ねたらご返事いただけて、Social Dogというソフトを使っているとのこと。無料版ではちょっと無理そう。もっとも、稲葉さんからコメントされたように、各学会がこぞって同じようなキャンペーンを始めたら、それはそれでtwitterのTLがbusyになって大変かも。後で中山さんからもコメントがついて、twittbotというものを教えていただいたが、bot用に別アカウントを作らなくてはいけないのがネックだな。日本健康学会の公式アカウントからの定時tweetが目的なので。
- ハモネプは決勝に残った5チームすべて良かった。チョコミン党の曲は「White Love」より「All I want for Christmas is you」の方が好み(とくにベルトーンが)だったが(後で知ったが、ザ・コンティニューズのときにハモネプで優勝した、たいせーさんのアレンジだったそうだ。決勝曲のアレンジも神戸大卒のRemaさんとのこと)、どちらも最高のパフォーマンスで、ともかく5人とも歌がべらぼうに上手かった。まあ年齢は低いが、5人中3人はチビグリというリトグリのカバーグループのメンバーとして、そこらの大学生より遥かに長いハモリのキャリアをもっていて(この「放課後ハイファイブ」カバーが最初のお披露目だったらしい)、カラバトで加藤礼愛さんと一緒にPeople Purpleとして活動していた櫻井佑音さんという飛び道具が入ったわけで、それは強いよなあ。はやてくんの上手さもこれとかで知っていたし。先日の歌唱王で準優勝だった熊本エミさんもPeople Purpleメンバーなので、もし京都在住ではなく関東に住んでいたら、こっちのメンバーに入っていたかもなあ、そうなったらさらに凄いパフォーマンスだったかもなあ……などと妄想してしまう。
- ジュークボックスも「接吻」も「夜空ノムコウ」もどちらも良かった。リードのたなぶんさんの声質が最高に良かったし、「夜空ノムコウ」で拍子を細かく変えてくるアレンジも素晴らしかったし、自分たちで歌詞の意味を考えて意訳した英語詞がメロディにきれいに乗っていて凄かった。もっとも、優勝がバリバリだったのは、ハモネプらしさというか、まあそうだろうなあとは思ったので、意外性はなかった。シャンディタウンのオシャレさと心地良さも好きだったが。
- ハモネプが終わってから、公開されたばかりの【加藤 礼愛×るーか×Shimo-Ren×和佳奈×ぴーやま×まーくん】Higher love/MISIAを聴いたが、本当に魅力ある歌唱だなあ、と思う。天才。ザ・コンティニューズで圧倒的なリードボーカルだったるーかさんがコーラスに回って、sinfonia以来アレンジでもベースでもパーカスでも圧倒的天才の名を恣にしているShimo-renさんがベースという贅沢さ(この2人が一緒にやっていて、さらにたいせーさん、おかのやともかさん、早希さん、こっちのけんとさんが加わっているALLOWLがどれだけ凄いのかという話だが)。カトレアさんは去年はたいせーさんのピアノで映画音楽メドレーを歌っていたし(たぶん、この関係性があったので、カトレアさんはチョコミン党のアレンジの助力をたいせーさんにお願いできたのだろう)、反戦メドレーではPenthouseの浪岡さんやNagie Laneのbarattiさんとも共演していたので、ALLOWLやNagie LaneやPenthouseと一緒に対バンライブをやってくれたりする可能性も期待してしまうなあ。
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