【第1478回】 会議の合間に書類仕事など（2023年11月8日）

• 6:25起床。テレビ体操。
• 名谷に出勤し、1限はオンライン会議。
• 京都大学のPythonを使ってプログラミングの基礎を教える反転講義のテキストは、英語版と日本語版が公開されている。学生が書いてくるコードを授業時間内に学生と一緒に検討し、1週間で採点するというのは、教員の負担が大きそうだが、考えてみれば、学部時代に受けていたデータ解析法演習と似ているかも。ただあれは反転授業ではなく、習ったアルゴリズムを元にして自分でコードを書いて提出するのが宿題で、それが評価されるという講義だった。言語の指定もなかったので、多くの学生はN88-BASICでやっていたが、自分はTurbo PASCALで書いていた記憶があるから、「次週にフィードバック」なんてことをしたら、教員の負担が大きくなりすぎるだろう。
• とはいえ、Demographyの講義でR版のこれを取り入れても良いかもな。選択者は多くないし。
• デスクトップ機の1台でWindows Updateが掛かって、23H2が一般コンシューマー向けにも提供され始めたことがわかった。常用しているASUSのノートPCにも適用されたが、もう1台のデスクトップはWindows 11 Pro for Workstationsなので、23H2の提供はまだのようだ。
• 2年前の論文だが、Demichev V et al. "A time-resolved proteomic and prognostic map of COVID-19" Cell Systems, 12(8): 780-794.e7, 2021は、総当りで時間経過に伴うタンパクの変化を調べて予後との関連を機械学習で探った研究のようだ。2020年の春先にはD-Dimerが重症化と関連しているとかいう論文があったが、こういう方向への発展もあったんだな。それが最近の研究だと、Potts M et al. "Proteomic analysis of circulating immune cells identifies cellular phenotypes associated with COVID-19 severity" Cell Reports, 42(6), 112613, 2023とか、Figueirêdo Leite GG et al. "Understanding COVID-19 progression with longitudinal peripheral blood mononuclear cell proteomics: Changes in the cellular proteome over time." iScience, 26(10):107824, 2023とか、Hanson BA et al. "Plasma proteomics show altered inflammatory and mitochondrial proteins in patients with neurologic symptoms of post-acute sequelae of SARS-CoV-2 infection." Brain Behav Immun., 114: 462-474, 2023につながってくるのか。正直これだけたくさんの要因が関係していると言われると、もはや個人ごとに違うというのと変わらない気がしてくるが、そうでもないのだろうか。
• パリピ孔明、今日はミア西表役の菅原小春さんがDREAMERを歌ったが、明らかに上白石萌歌さんの歌唱より心を打つものだった。EIKOがこれくらい歌ってくれたら説得力があったのに。

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