【第1518回】 年末年始（2023年12月31日-2024年1月3日）

• 大晦日は早朝に起きて阿蘇へ移動。妻と義弟家族と過ごす年末。
• 年が明けて1日、16:03の速報では甘く見ていたが、16:10に震度7が起こり、屋根瓦が崩れ落ち、家が倒壊する埃が舞う映像を見て言葉を失った。津波が東日本やトンガのときほど酷くなかったのは不幸中の幸いであったが。輪島の火事は旦過市場の火事を思い出したが、地震で道路も通りにくくなっているだろうから消火活動もより大変だろうと思われる。この地域の地震の専門家である京大防災研の西村教授が夜遅くなってからニュース解説に登場したが、彼らは2023年5月5日の地震でスロースリップを観測し、2023年6月にNishimura T, Hiramatsu Y, Ohta Y (2023) Episodic transient deformation revealed by the analysis of multiple GNSS networks in the Noto Peninsula, central Japan. Sci Rep 13, 8381. https://doi.org/10.1038/s41598-023-35459-z（Scientific Reports, 2023.6.12）として発表した際に、最悪のシナリオとしてM7と津波の可能性を指摘していた。こういう研究成果は各地にあるだろうから、防災当局が予め全部把握して緩和方策をとり、準備性を高めておくことは可能ではないだろうか。
• 2日に神戸へ帰還したら、羽田空港で大惨事が起こっていた。JALの乗客は全員無事に避難できたというのは、これも不幸中の幸いというべきか。
• 3日は小倉で火事があったそうだ。RのアップデートとパッケージアップデートをしていたらPCが不調になり、15:30から予定していた院生とのオンライン相談を飛ばしてしまって申し訳なかった。明日に延期予定。そんなこんなで、名谷キャンパスに出勤予定だったが断念して在宅でいろいろと作業する夜。

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